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DTMミキシング本の決定版「エンジニアが教える ミックス・テクニック99」レビューって話

使ってみた

どうも。フリーBGMアーティストのサウンドオルビス(@soundorbis)です。

作曲、編曲はできる。その向こう側に鬼門があることを、初心者DTMerは知らないんだ。なぜか、目指すアーティストの曲に比べて音の厚みや大きさ、迫力が足りないと思ったら間違いなくミキシングが問題です。その悩みを解決する本を、ご紹介します。

エンジニアが教えるミックス・テクニック99

エンジニアが教えるミックス・テクニック99 (CD付き)

エンジニアが教えるミックス・テクニック99 (CD付き)

だれでもできるミキシングによるブラッシュ・アップ術

『マスタリングの全知識』でその手の内を惜しげもなく披露した現役エンジニアの葛巻善郎氏が、今回はミックスのテクニックを情報開示します。全体を4つのパートに分け、実践で即役に立つテクニックと作法を、音付きで99個もご紹介! レコーディングからマスタリングまでを行う著者ならではの視点で、ミックスを中心にしつつも、録りやマスタリングについてのアドバイスも盛りだくさん。作品トータルでのクオリティ・アップを、助けてくれます。プロのエンジニアが普段どんなことを行っているのか、そのすべてが白日のもとに!
【CONTENTS】
■PART1 ソース別処理法
■PART2 エフェクト別処理例
■PART3 トリートメントのノウハウ
■PART4 2ミックスの作成
■コラム
■APPENDIX

本書の はじめに のところで書いてあるんだけどさぁ… …

音楽とは後であり、それはつまり自由な表現です。ですからそこにルールなどはなく、好きなようにやって良いのです。

それでうまくいくんだったら、DTMは難しくないんだよねー。できないからこそ、ミキシング本の需要があるんですよ。

この記事では、エンジニアが教える ミックス・テクニック99って、買った方がいいの? って方の疑問を解決するために、私自身が役立ったところを章ごとに紹介していきますので、参考にしてみてください。

Part 1 ソース別処理法 – 読むたびに発見がある

Part 1

この章では、どんなミキシングの処理をしているのか楽器別に見ていくことができます。ボーカルだったり、ベースの処理だったり、ミキシングの基本の話なので読み飛ばすわけにはいきません。

特に参考になったのは、「ラインが見えるエレキベース」です。ミキシングをする上で太い音が必ずしも良いとは限りません。ベースと言えば低音にこそ命が宿っていると思いがちですよね? 初心者の頃はベースのローをカットするなんて発想にならないんですよ。初めて読んだときは、驚きました。

他にも、男性ボーカルのコンプ二段がけの技とか、エレキギターのソロはディレイを8分と4分で左右に振るとか…絶対知っておかなきゃいけないミキシングのテクニックが、詰まりすぎて胸が苦しくなってくる。

実際に、サウンドオルビスもうミキシングする時はこの本を近くに置いて、疑問に思ったら開くようにしています。毎回読むたびに発見があるんですよ。

Part 2 エフェクト別処例 – 基礎知識から実践的な使用法まで学べる

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この章では、リバーブやディレイといったエフェクトの使い方を基礎知識から実践的な使用法まで学ぶことができます。

特に参考になったのは、「葛巻立リバーブ使用法」ですね。Logic Proのリバーブはプリセットで、必ず2つのSENDが設定されているんですよ。最初は何これ? って無知を晒していたんですが…笑。リバーブは2つで1つで考え方が、リバーブではどうやらリッチな響きを得られるらしいです。まじ勉強になる。

他にも、リバーブの使い方でボーカルにはプレートが良いってのはYouTubeのDTM講座が主流になったからこそ一般的になってきましたが、何もわからない頃この本で勉強していた時は何度も読み返しました。マルチバンドコンプレッサの使い方もすごくわかりやすく載ってます。

付属のCDで、実際の音源を確認しながら読み進められるのは、すごい便利。ミキシングエンジニアに会いに行かなくても、技術を学べる良い時代になったものです。

Part 3 トリートメントのノウハウ – 地味なようで大事なテクニック

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この章では、音の素材やオーディオファイルをミキシング作業に入る前にやっと首ことを学ぶことができます。

ノーマライズの話だったり、ボーカルのリップノイズ対策だったり、最近ではオーディオ素材の音量レベルを書くっていうのは人工知能だったりプラグインがやってくれますよね。テクノロジーに頼るのも大事ですが、その本質を知っておくことはもっと大事です。

ミキシングって、音の引き算なんですよね。プリミックスのススメとか、オーディオ・ファイルの管理とか、地味なようで大事なテクニックも載ってます。DAW画面上で整理されてないと、ぜったい混乱するからね。ドラムパートを2ミックスで書き出すテクとか、低スペックなPC使ってる人には、嬉しいテクだよね、

Part 4 2ミックスの作成 – なん度も読み返したい分析が面白い。

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この章では、ミキシングの考え方を学ぶことができます。中でも葛巻ミックス解剖の部分は、本格的にエンジニアの教えるミックス・テクニックになっているので何度も読み返す必要があります。

特に参考になったのは、定位の考え方ですよね。ステレオ素材で気をつけたいこと、ギターの反対側には必ずしもギターで塞ぐ必要がないとか、まさに使える武器はパンだけではない! ってことが分かります。いつも心の底で悩んでいる人は絶対読んどいた方がいいです。

他にも、サンプリング周波数への配慮のテクニックでは、必ずしもはいビットレートが良いわけじゃないことが驚きました。自宅録音レベルでは88.2kHzとか96kHzにすると、本がしっかりしていないのでノイズを拾ってしまうらしいんです。

実際に試してみるんですが、他の楽器と混ぜちゃうと分かんないんですけどね。ただ、聞こえない音でもマスタリングのクリップになってしまったり、アコースティックの静かな音楽の場合は気になることもあるので、本の中で置かれているテクニックは守るようにしたほうがいいですね。

すべてのDTMerに持っていって欲しい1冊

お守り袋 円形用 赤色 縦8cm×横5cm

いかがでしたか?

エンジニアが教えるミックス・テクニック99を紹介してきました。DTMミキシング初心者でも、わかりやすい表現で書いてあるので誰が読んでも理解できる内容になっています。もちろん、学ぼうとする姿勢が求められますけどね。笑

初版は2009年で、さすがにCDをライティングする話とか使えないんですけれども。ミキシングの普遍的な部分は今でも十分に通用するテクニックばかり。

むしろ、この本に書かれているテクニックを完璧に実践できれば怖いものないでしょう。8年経った今でもいまだに読み込めてないサウンドオルビス…精進します(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

すべてのDTMerに、お勧めです。言うなれば、「 お守り 」みたいな本ですよ!

この「 エンジニアが教えるミックス・テクニック99 (CD付き)
」は電子書籍版がないので、買うべきか悩む人の背中を押せたら、嬉しいです。

エンジニアが教えるミックス・テクニック99 (CD付き)
葛巻 善郎
リットーミュージック
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それじゃあ、サウンドオルビス(@soundorbis)でした。

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