Audacityで歌ってみたの遅延や録音ズレをなくす方法

歌ってみた

「Audacity の遅延や音ズレやなくす方法って、ないのかな?」って疑問を、解決します。

歌ってみたなどを Audacity で録音すると、原曲にあわせてぴったり歌ったはずなのに、遅れて聞こえてくることってありませんか?

じつは Audacity では、レイテンシーの影響で録音した音が遅延してしまうんです。そこで今回の検証では、根本的な解決をだれでもできる直し方を、ご紹介しましょう。

というわけで今回は、Audacity で歌ってみたなど録音時の音ズレを、なくす方法について解説します。

Audacity で、歌ってみたの遅延や音ズレをなくす方法

Audacity で歌ってみたの遅延や音ズレをなくす方法を、解説します。

自分で録音したオーディオ素材を動かして、タイイングを合わせることもできます。

ですがが...カラオケ音源と、自分の歌声のタイミングをあわせるのって、すごくムズカいいですよね?

あれこれタイミングで悩んだ結果、けっきょく歌いなおすのも面倒になって、歌ってみたをやめてしまう。なんてことになったら、MIX 師としては悲しすぎます汗。

だからこそ、わたしが根本的な解決方法になるであろう「音ズレの直し方」を、わかりやすく説明しますね!

管理人
管理人
それでは、やってみましょう〜!

1.Audacity でメトロノームを鳴らす

Audacity otozure1

まずは、Audacity でメトロノームを鳴らしましょう。

Audacity を起動してください。

Audacity rythum track

Audacity のメニューの ジェネレーター を、クリックして、リズムトラック をクリックしましょう。

Audacity otozure3

リズムトラックの作成ウィンドウが、でてきます。設定は、変更しなくて大丈夫です。

OK を、クリックしてください。

Audacity otozure4

こんな感じで、メトロノームの音がなるトラックが追加されます。

再生ボタンをクリックして、パソコンのスピーカーまたはイヤホンから、メトロノームの音が聞こえたらオッケーです!

2.マイクでPC のスピーカーからでたメトロノームの音を、録音する

Audacity otozure5

マイクでPC のスピーカーからでたメトロノームの音を、録音していきましょう。

まずはマイクの音を録音するトラックを、追加します。

Audacity のメニューにあるトラック新しく追加にマウスカーソルをあわせて、モノラルトラックを、クリックしてください。

Audacity metro newtrack

新規トラックが追加されました。

録音に使うマイクと、音を出すスピーカーが選択されているのも忘れずに確認してください!

それでは、このメトロノームの音を歌ってみたで使うマイクで、録音していきましょう↓

Audacity metro rec

こんな感じで、イヤホンをマイクにできるだけ近づけてださい!

助手くん
助手くん
かなり、アナログなんですね笑
これなら、誰でも試せるでしょ!遅延を解消できれば、なんでもいいのさ笑!
管理人
管理人

Audacity otozure7

録音ボタンを、クリックしてください。

イヤホンからでてくる音を、マイクが録音し始めました。

メトロノームと同じ分だけ、録音してください。

もしも、うまく録音できないときは....

メトロノームのトラックにあるボリュームスライダーを、右まで動かしてみましょう。パソコンの音量も、最大にしておくとうまく録音できるかもしれません。たとえ小さい音でも、このあと紹介するノーマライズをすれば大丈夫ですよ!

Audacity otozure8

こんな感じで、パソコンのスピーカー・イヤホンから出た音を、マイクで録音することができました。

このままだと、マイクで録音した音が小さくて「波形」が見づらいですね。

そこで、ノーマライズをかけていきましょう。

Audacity otozure9

マイクで録音したトラックを、ダブルクリックしてすべて選択してください。

トラックが、うすい水色に変化したらオッケーです。

Audacity otozure10

Audacity メニューのエフェクトノーマライズ を、クリックしてください。

ノーマライズとは、小さい音を音割れしないギリギリまで大きくしてくれる機能のことですよ!

Audacity otozure11

ノーマライズの設定ウィンドウがでてきたら、OK をクリックしてください。

Audacity otozure12

はい、こんな感じで小さかったマイクで録音したメトロノームの音が、大きくなりました。

波形が大きくなったので、とても見やすくなりましたね!いい感じ。

3.音ズレの確認をする

Audacity otozure13

この段階で、どのぐらい音ズレや遅延があるのか、確認しておきましょう。

トラック1が、Audacity のタイミングぴったりのメトロノームです。

トラック2が、マイクで録音したメトロノームの音ですね。

波形のあたまに、線を引いてみると...

Audacity otozure check

マイクで録音した音が、めっちゃズレとるやないか〜い汗!

実際に、音ズレしているメトロノームの音を、耳で確認してみましょう↓

そうなんです。これが、歌ってみたの原曲を Audacity で読み込んで、Audacity でボーカルを録音しているのに、音ズレしてしまう原因なんです。

あなたの歌が遅れたり、下手なのではありません!なので、ご安心を。

管理人
管理人
さっそく、この音ズレを修正していきましょう!

4.Audacity のレイテンシー補正設定を調整する

Audacity otozure14

Audacity のレイテンシー補正設定を調整していきましょう。

音ズレをなおすには、Audcity のレイテンシー補正設定を変更する必要があります。

Audacity の編集環境設定 を、クリックしてください。

Audacity otozure15

Preferences(設定)ウィンドウがでたら、デバイス をクリックします。

レイテンシー項目の「レイテンシー補償」を、ごらんください。

初期設定は、「-130 ミリ秒」となっていました。

Audacity latency 130155

「-130」ミリ秒から -155 ミリ秒に、変更してみましょう。

レイテンシー補償とは、遅延してしまう Audacity のマイク録音を、どれだけ解消させるか?という項目ですね。

Audacity otozure16

数値を入力したら、OK をクリックしてください。

ワンポイントアドバイス

レイテンシー補償の数値は、「0」に近いほど遅れていきます。「-200」に近づくと、録音される音の遅延がなくなります。

またレイテンシー補償の数値は、パソコンのスペックに影響されます。低スペックの場合は、「-155」よりも「-160」のほうがいいかもしれません。いろいろ設定を試してみましょう!

5.別トラックで、メトロノームをマイクで録音する

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別トラックで、メトロノームをマイクで録音しましょう。

Audacity メニュートラック新しく追加にマウスカーソルをあわせ、モノトラック をクリックしてください。

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トラックが追加されたら、  録音ボタンをクリックしてください。

Audacity metro rec

おっと、イヤホンをマイクに近づけるのお忘れなく!!

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遅延・音ズレの解消された音が、どんどん録音されていきますよ!

Audacity otozure20

Audacity メニューの エフェクトノーマライズ をクリックしてください。

録音が終わったら、またノーマライズしておきましょう。

Audacity otozure11

ノーマライズ設定画面がでたら、そのままOK をクリックします。

Audacity otozure22

はい。こんな感じで、レイテンシー補償を変更したトラックの音が、みやすくなりました。

いよいよ。音ズレ解消した音をチェックしていきますよ!

7.音ズレの解消をチェックする!!

Audacity otozure23

音ズレの解消をチェックしてみましょう。

Audacity の波形を大きくして、一つずつ波形のあたまがあっているのか?

線を引いてみると...↓

Audacity otozure24

音ズレしてな〜い!!

バッチリ Audcity のメトロノームの音と、マイクで録音したメトロノームの音がぴったり合うようになりました。

実際に、耳でも遅延・音ズレ解消した音を聞いてみましょう↓

これで、歌ってみたをレコーディングしても、マイクの遅延や音ズレを感じづらくなるはずですよ!

ここまでで、Audacityで歌ってみたの遅延や録音ズレをなくす方法の解説はおわりです。

改めて Audacity 録音時の音ズレって、どういう状態?

【どういう状態?】
Audacity で原曲にあわせてぴったり歌ってみたを録音したのに、再生すると歌声が遅れてくる状態

Audacity 録音時の音ズレとは、Audacity のレイテンシーの影響でマイクの音が遅延して録音されるという仕様のことでした。

はじめて Audacity を使ってみた人や、MIX 師に音源を渡したときに「音ズレしていませんか?」と言われたことがある人って、けっこう多いのではないでしょうか?

今回の検証記事を試すことで、あとからオーディオ素材をズラす作業を減らすことができますよ。といっても...

Audacity のレイテンシーが、一定じゃない可能性も...

これについてはまだ検証中ですが、Audacity のレイテンシーは一定じゃない可能性もあります。

今回の記事では、レイテンシーの設定を -155ms に設定することで、音ズレを解消することができました。

ですが、長い楽曲を録音していくと、楽曲後半でズレる場合もあるかもしれません。

このあたりは、パソコンのスペックにも依存するところですので、もしもズレてしまった場合は、オーディオ素材を細かくずらしながらタイミングを調整してみましょう。

Audacity の遅延や音ズレの解消を、実際に音で確認してみよう!

Audacity の遅延や音ズレの解消を、実際に音で確認してみましょう。

音ズレしている音と、ぴったり合わせた音をあらためて掲載してみました。これから自分で音ズレの修正をするときに、どんな音にすればいいのか?

っていうゴールの参考にしてみてください。

まずは、音ズレしている音です。Audacity の設定は、なにも変更していないレイテンシー補正「-130ミリ秒」です。

波形で見事にズレていますが、実際の音もエコーのように2回メトロノームの音が聞こえていますね。

こちらは、遅延・音ズレを解消した音です。Audacity の設定は、レイテンシー補正「-155ミリ秒」です。

波形でズレていませんし、実際の音も1つのメトロノームの音になっています。

さらに波形を拡大することで、厳密に合わせることもできますよ。

ただ Audacity のレイテンシーが一定じゃない可能性ものこっているので、耳で聞いてひとつになっていたらとりあえずオッケーとしておきましょう。

まとめ

Audacity で、歌ってみたの遅延や録音ズレをなくす方法を、わかりやすく解説してみました。

イヤホンでメトロノームの音を録音することで、アナログな方法ながら Audacity のレイテンシー遅れを解消することができます。

ただしレイテンシーが一定ではない可能性もあるので、細かいタイミング調整にはこだわったほうがいいかもしれません。提出前に、ご確認を!!

あらためて、Audacity の遅延・マイク録音の音ズレを修正する人は「Audacity で、歌ってみたの遅延や音ズレをなくす方法」をごらんください。リンクをクリックで、記事の上部まで移動できますよ。

それじゃあ、今回はこの辺で!? ほかにも、歌ってみた記事や Audacity についての使い方の記事を書いています。気になる人は、「歌ってみたカテゴリ」をチェックしてみてくださいね!

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サウンドオルビス

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サウンドテック・ラボ編集部兼ライター。「音楽×テクノロジー」をキーワードに、毎日記事を更新中。DTM音楽制作のハウツーや最新情報で、あなたの「やってみたい!...

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