CUBASEのライブ配信中に、オーディオトラックを録音する方法

「CUBASE でライブ配信するときに、オーディオトラックにレコーディングができないんだけど、どうするの?」って疑問を、解決していきます。
CUBASE をライブ配信ソフトに音を送ると、オーディオインターフェイスの音を受け取れなくなります。理由は CUBASE が、複数のオーディオデバイスを、認識してくれないからなんですよ。
できない。といって諦めるのは簡単です。そこで、当メディアでやり方がないか総力をあげて調べてみた結果...

つまりこんな感じで、OBS Studio のマイク音声をレコーディングできれば、いいわけです!
というわけで今回は、CUBASEのライブ配信で、オーディオトラックの録音をする方法について、解説していきます。
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目次
CUBASEのライブ配信で、オーディオトラックの録音をする方法
CUBASE を使ったライブ配信で、オーディオトラックに、録音レコーディングする方法を解説していきます。
それではまず、前回の記事をよんで OBS Studio でライブ配信できるところまで、作業を完了してください。
必要アイテム、各ソフトの設定、配信設定ができたら、また戻ってきてくださいね!それでは、いってらっしゃい↓
【前回】MacのDTMライブ配信で、OBSのマイク機能を使って放送する方法

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はい。おかえりなさい( ´ ▽ ` )b
ライブ配信できるようになりましたか?
すると気がつきましたよね?ライブ配信しながら、DAW のオーディオトラックに、レコーディングができない!って。汗
今回の記事では、その悩みをしっかりと解決していきますよ。
それでは、いってみよ〜!
【ステップ1】OBS Studio のオーディオの詳細プロパティを変更する
ステップ1は、OBS Studio マイクのオーディオの詳細プロパティを変更していきます。
OBS Studio の [音量ミキサー]にある[マイク]の音量バーみぎ、歯車ボタンをクリックしてください。
オーディオの詳細プロパティ を、クリックしてください。
OBS Studio マイクのオーディオ詳細プロパティが、ひらきます。
今回のポイントでもある、いちばん右側の「トラック」に注目してください。ここを、こんな感じで変更します↓
- デスクトップ音声:「トラック1」に、チェックを入れる
- マイク:「トラック1」「トラック2」に、チェックを入れる
設定が完了したら、ウィンドウ右下にある閉じる をクリックしてください。
ここまでで、ステップ1は終了です・
【ステップ2】OBS Studio の録画設定を変更しよう
ステップ2は、OBS Studio の録画設定を変更していきます。
OBS Studio の[コントロール]タブにある、設定 をクリックしてください。
設定ウィンドウの左サイドバーにある 出力 を、クリック。出力モードは、「詳細」、録画 タブをクリックします。
録画タブの「種別」を、カスタム出力(FFmpeg) に変更してください。
ここで変更するのは、「コンテナフォーマット」です。選択項目をクリックして、一覧から aiff を選択しましょう。
AIFF は、Mac であつかう無圧縮のオーディオファイルのことですよ!
つづけて、録画設定上で上むきにスクロールしてみてください。「音声トラック」の項目がでてきます↓
「音声トラック2」だけ、チェックをいれてください。
そのほかの設定は、基本的にさわらなくても大丈夫です。
設定変更がおわったら、ウィンドウ右下の OK をクリックしてください。
ここまでで、ステップ2は終了です。
【ステップ3】実際にライブ配信中にオーディオトラックをレコーディングしてみよう!
ステップ3では、実際にライブ配信中にオーディオトラックをレコーディングしてみましょう。
実際に CUBASE でライブ配信中に、OBS Studio の[コントロール]タブにある 録画開始 をクリックしてみてください。
その間に、CUBASE のピアノの音で伴奏しながら、オーディオインターフェイスに接続されているマイクに歌ってみましょう。
歌いおわったら、録画停止 をクリックします。
すると、OBS Studio の録画タブで指定されている保存場所に、オーディオファイルがあらわれました。
これを、そのまま DAW「CUBASE」に、ドラッグ&ドロップでオーディオファイルを読み込んでみましょう。
OBS Studio の録画機能でレコーディングした音を、DAW で微調整してタイミングをあわせてください。
ライブ配信中に、録画開始 ボタンは何度クリックしても、配信には影響ありません。
これを繰り返すことで、CUBASE でもライブ配信時に、オーディオトラックに録音する作業を配信することができるようになりますよ!

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バッチリですね。ライブ配信中に、ピアノ音源を演奏しながらレコーディングしても、ボーカルファイルに影響なし!作業風景をバンバン配信できちゃいますよ!
ここまでで、CUBASEのライブ配信で、オーディオトラックの録音をする方法の解説はおわりです!
CUBASEのライブ配信で、オーディオトラックの録音をする方法まとめ
CUBASEのライブ配信中に、オーディオトラックを録音する方法を解説してきました。
まとめると、こんな感じです↓
- 【ステップ1】OBS Studio のオーディオの詳細プロパティを変更する
- 【ステップ2】OBS Studio の録画設定を変更しよう
- 【ステップ3】実際にライブ配信中にオーディオトラックをレコーディングしてみよう!
CUBASE のライブ配信中に、ボーカルの音をレコーディングできるようになれば、かなりライブ配信の仕組みを理解してきた証拠ですよ。
今回紹介した方法は、回避策です。ライブ配信でさくっと歌声などを配信する場合は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてくださいね↓
それでは、今回はこの辺で!?