もう悩まない!iPad ProでDTMしたい人の容量選びを徹底解説


って悩みを解決していきます。
iPad Pro ってやっぱり高いので、できるだけ予算を少なくしたいんですよね。
容量の大きさで値段が変わるので、どれを選ぶのかはとても重要です。
しかし使い道が DTM となると、一番安くて容量が小さいとダメなんじゃないか?かといって、いちばん大きい容量は必要なのか?悩ましい問題ですよね。
というわけで今回は、普段からモバイル端末で DTM している私が iPad Pro でDTMしたい人の容量選びを解説していきます。
目次
iPad ProでDTMのおすすめ容量と、その理由は?
iPad Pro で DTM するのにおすすめな容量は、256GB です。
256GB を選んだのには、3つの理由があります↓
- 256GB を選ぶ3つの理由
- 64GB では、足りない
- 512GB 以上は、高すぎる
- 256GB で、困ったことがない
それでは、1つずつ解説していきます。
理由1:64GB では、足りない
1つ目の理由は、64GB では容量が足りないからです。
たとえば、DTM に関するファイルサイズを例にあげてみましょう↓
代表的な DTM アプリ | 容量 |
---|---|
GarageBand | 2.85GB |
KORG Module Le | 1.2GB |
Beatwave | 0.2GB |
Auxy | 0.13GB |
Medly | 0.2GB |
合計 | 4.58GB |
記事を書きながら、手持ちの DTM アプリの容量チェックしてみました。
有料版を購入して、音素材を新たにダウンロードすればさらに必要な容量が増えます。
録音素材の例 | 容量 |
---|---|
10トラックの曲30プロジェクトのWAV | 3,000MB |
5分の完成した曲のWAVデータ30曲分 | 300MB |
合計 | 3.3GB |
WAV(オーディオ素材-44.1kHz/16bit/長さ5分)の容量って、10MBぐらいあるんです。WAVっていうのは、ギターとか、声を録音したデータの種類のことです。
曲を作れば作るほど、必要な容量が増えていきます。
実際に利用できる容量は仕様を下回り、多くの要素によって変わります。標準構成では、モデルと設定に応じて、約10GBから12GBの容量(iOSとあらかじめインストールされたアプリケーションを含む)がすでに使われています。
さらに 64GB モデルでは、システムがはじめから使っている容量があり、実質 50 GB ほどしか使用することができないんです。
手元にある iPhone ですら、50GB は使っています。
DTM 用途でもがっつり使うなら、64GB は心配ですね。
512GB 以上は、必要ない
512GB 以上は、モバイル DTM では必要ないと思います。
オーディオ素材の参考例で、WAVファイルの大きさを出しましたが、30曲で 3.3GB です。
どれだけアプリに音素材を入れて、たくさん曲を作っても...128GBぐらいが、使う容量ではないでしょうか。
512GB 以上は、これからモバイル音楽制作を始める人にとっては、宝の持ち腐れになる場合もあります。
理由2:512GB 以上は、高すぎる
2つ目の理由は、512GB 以上は高すぎるからです。
たとえば、iPad Pro の容量違いで、価格をみてみましょう↓
iPad Pro の容量 | 11インチ | 12.9インチ |
---|---|---|
64GB | ¥89,800 (税別) | ¥111,800 (税別) |
256GB | ¥106,800 (税別) | ¥128,800 (税別) |
512GB | ¥128,800 (税別) | ¥150,800 (税別) |
1TB | ¥172,800 (税別) | ¥194,800 (税別) |
※参考価格は、iPad Proを購入の Wi-Fi モデル。


DTM 用途なので、13 万円ぐらいまでが許容の範囲でしょうか。
予算的に、iPad Pro 256GB が正解だと思います。
512GB 買う差額(¥22,000)を、有料のアプリやアドオンに回す方がおすすめです。DTM でできることが広がると、曲作りも楽しくなります。
理由3:256GB で、困ったことがない
3つ目の理由は、256GB で困ったことがないからです。
今まで、iPad Pro や iPhone でも、256GBモデルを使ってDTMしてきました。だいたいの流れは、こんな感じ↓
- Garagebandで 10 曲ほど作る
- DAW にファイルを移す
- 本格的に仕上げる
この使い方なら、256GB で困ったことはありません。
DTM以外のアプリや、写真を保存していても、まだまだ余裕がありました。
クラウドストレージが発達してから、iPad Pro 本体に保存するものが少なくなっている恩恵も大きいですね。
容量と価格のバランスからいって、容量は 256GB が大正解だと思います。
iPad Pro の DTM 容量えらびの目安表
iPad Pro 容量の目安 | |
---|---|
容量 | 評価 |
32GB | かなり不安 |
128GB | ちょっと不安 |
256GB | おすすめ。わたしもコレ |
512GB | 理想はコレ |
1TB | 予算あるならコレ |
iPad の容量がわかるページ |
iPad Pro 画面サイズはどっちを選ぶ?
iPad Pro のサイズは、11インチと12.9インチどっちを選ぶべきでしょうか?
現在(2019/07/15)発売されている iPad Pro シリーズの違いは、容量だけというシンプルなものです。
容量が 256GB がいいのはわかったけれど、今度はサイズの選び方で迷ってしまうのではないでしょうか。
DTM で使う場合にも当てはまる内容なので、お悩みの方はこちらの記事もあわせてどうぞ↓
iPad Pro 11 vs 12.9 比較!画面サイズは、どっちを選ぶべき?

まとめ
もう悩まない!iPad ProでDTMしたい人の容量選びを徹底解説してきました。まとめると、こんな感じ↓
- まとめ
- 256GB が、iPad Pro で DTM のおすすめ容量
- おすすめ理由1:64GB では、足りない
- おすすめ理由2:512GB 以上は、高すぎる
- おすすめ理由3:256GB で、困ったことがない
iPad Pro で DTM をはじめようとするには、2019年はとてもいい時期です。
モバイル音楽制作は、パソコンとはまったく別の方向に進化していくと思います。
多くの人が、むずかしいことを考えず、音楽を楽しめる時代が目の前まできているんです。
乗りましょう、この流れに!
そのほか、作曲アプリや、モバイル音楽制作の記事は、こちらをどうぞ↓

参照元: iPad Pro - Apple(日本)
※掲載内容は記事作成時のものであり、現在は変更になっている場合があります。