DTM始めるなら、パソコンはMacかWindowsのどっちだ?


って疑問を、解決していきます。
DTM初心者や、作曲用パソコンの購入を検討している…ソコのアナタ!に、届けたい。
音楽製作を趣味にしたいけど、高い買い物だから後悔したくない。

ネットの巷では、「基本的にどっちを選んでもいい。」という結論が多いですよね。
ここはあえて10年以上、作曲活動をつづけてきたわたしなりの結論を書かせていただきました。
ほかにも、DTMパソコンについて、スペックやどのパソコンがおすすめなのかまとめた記事もあります。あわせてどうぞ!

というわけで今回は、サウンドアーティストのサウンドオルビス(@soundorbis)が、DTM始めるなら、パソコンは Mac か Windows のどっちを選ぶべきか、解説していきます。
目次
DTM は、Mac と Windows どちらを選ぶべきか?
結論:Mac
結論から書かせていただきました。
サウンドオルビスの DTM 専用パソコンは、Mac です。
2010 年以前は、Windows でした。当時はフリーソフトで、主に DTM していたんです。
だから、ASIO4ALLで悩んだり、Kristal でレコーディング&ミキシングして、曲作りよりもほかのことに時間がかかるような状況でしたね。

すでに DOVA-SYNDROME で、100 曲以上公開している「soundorbis」がいうのだから、音楽を作りたい願いを叶えるために、Mac を買ったからといって後悔することはありません。
個人的な結論は、Macです。ただ正直いえば、Windows と Mac どちらを選んでも、後悔はしません。好みで選んで問題ないでしょう。今回は、あえてどちらを選ぶか?という視点で解説いたします。
Mac を選びつづける理由
わたしが Mac を選びつづける理由は、音楽制作に集中できるからです。
Apple 社が、Mac も DAW「Logic Pro X」まで統一して作っているため、「音が出ない」「動作がおかしい」といった初期トラブルもがほとんどありません。初心者DTMerにとって、うれしいポイントです。
なにかトラブルがあっても、問題のでどころを探しやすいんです。だから解決まで時間がかからないので、音楽制作に集中できます。
ほかにも、Mac は買ったその日から、無料の「GarageBand」で曲作りをスタートできます。物足りなさを感じたら、プロ向けの「Logic Pro X」を Mac App Store で購入できるため、将来性もバッチリな選択肢です。

Mac の価格は高いイメージですが、時間をお金で買えると思えば、必要な出費かな?って、いまとなっては思えるんです。Apple には「Mac整備済製品」があり、品質のよい中古 Mac を安く購入できます。
ここまでくると、もはや Mac への愛が止まりません!

Windows を選ぶ理由
音楽以外のマルチな活動を予定しているなら、Windows PCを選びましょう。
DTM をはじめる初心者に、購入前にぜひこの点についてよ〜く考えて欲しいポイントです。
最近は、マルチな音楽クリエイターが増えてきました。
将来的に、音楽制作以外にもパソコンを使う予定なら、私自身も Windows を選んだ方がいいと声を大にお伝えしたいです。
- Macで困ったこと
- YouTube のライブ配信
- ゲーム実況
- VTuber
- イラスト
- 動画編集
- VR
- MMD
拡張性やハイスペックな分野は、Windows PC の得意分野ですよね。Mac で Windows PC で VR できるクラスのハイスペックをもとめると...ちょっと手が出せない価格になってしまいます。
ほかにも、VTuberになるためモーションキャプチャや、MMDのソフトを入れようとおもったときに、Mac ではどうしようもなくて泣いた経験もがあります。
音楽制作については、Mac のみ使用していますが、ほかのことになると Windows PC の出番になることがおおいです。
Windows PC ももっていますが、「Mac と Windows は、場面によって使い分ける」という考え方は、初心者DTMer にお伝えしておかなければならないポイントかもしれません。
そうなると、音楽制作でも、ほかのことでも使える Windows PC のコスパのよさは侮れませんね。

メリット・デメリット
Mac と Windwos をえらぶ「メリット・デメリット」を、書き出してみました。
わたしの体験談をもとにしています。
Windowsの「メリット・デメリット」
- Windows で DTM を始める「メリット」
- 安い
- 自作できる
- カスタマイズ性が高い
- ゲームソフトの対応件数が多い
- ハイスペック
- ほかの仕事で使える
- Windows で DTM を始める「デメリット」
- 安かろう悪かろうのPCもある
- パーツやソフトの相性問題がある
- サポートが、メーカーごとで分かりづらい
- 音がでないなど、個人的に信頼できない
- パソコンに詳しくないと、対応がむずかしい
- セキュリティが不安
Windows パソコンは、利用者がとてもおおいことが、最大のメリットですよね。
サウンドクリエイターのチームによっては、Windows がメイン PC にする人が多いため、情報共有の面でも有利です。
プロの業務用に限定すると、レコーディングスタジオの大半が Mac を導入しているとのこと。ただ個人レベルやプロのアレンジャーは、Windows ユーザーが増えているため、
やはり、初心者DTMerにとっては、問題がおきたときにまわりと情報共有し、問題を解決できることは、デメリットを上回るメリットかもしれませんね。
Mac の「メリット・デメリット」
- 安定している。動作検証がよくされている。
- 不安定なアプリが少ない
- 相性問題で悩まされない
- デザインが秀逸
- iPhoneなら、iOS版GarageBandと連携できる
- オーディオ周りのトラブルが少ない印象
- トラブルはAppleサポートに聞けば良いから安心
- 売却金額が、高い
- 同スペックの場合、windowsと比べて高い
- 使えるソフトがwindowsと比べて少ない
- 音楽制作はMacが定番は、過去の話になりつつある。
- Macの購入金額は、ちょっと高い
Mac はとにかく安定していて、トラブルが少ないというのが、利用していていちばん伝えたいメリットですね。
DTM 音楽制作という作業に、集中できるんですよ。
たとえば、Mac を買ったその日に、Mac App Store で、「Logic Pro X」を買えば、その日から音楽をつくることができます。
オーディオインターフェースを買えば、サウンドドライバーのインストールなど Mac なら不要です。
作曲作業にはいるまでが、すごくスムーズなんです。
あまりにも Mac への愛が強すぎるわたしの意見ですが...ぜひ言わせてください。


DAW 対応状況について【Mac・Windows】
使ってみたいDAWの対応状況で、Mac と Windows どちらを選ぶべきか決まります。
パソコンで音楽を作るためには、DAWという音楽制作ソフトが必要になります。
著名なミュージシャンも使っているDAWは、ほとんど両方に対応しており、逆に悩みどころかもしれません。

- Mac 買って無料の「GarageBand」であそぶ→慣れたら「Logic Pro X」買う。
この流れで、わたしは現在に至ります。
また思うのが...
Windows PC の場合は、さまざまなメーカーから発売されています。
そのためDAW側のサポートも Apple 社から発売されている Mac のほうがテストしやすいのではないかということです。
サポートしやすい Mac 上で DAW を使うのか、メーカーごとにスペックやパーツの相性関係のある Windows 上で使うのか?
DAW の真価が発揮されるのは、どちらになるかメーカー様に、聞いてみたいです。
それぞれの DAW 対応状況は、こんな感じです↓
Windowsのみ対応
- Windowsのみ対応DAW
「ABILITY」「Cakewalk」「Acid」「Music Maker」を使いたいなら、Windows を選択するしかありません。
Macのみ対応
「GarageBand」「Logic Pro X」を使いたいなら、Mac を選択するしかありません。
Windows/Mac両対応
Windows/Mac両対応の DAW を使いたいなら、Windows と Mac のどちらを選んでも問題ありません。
音源・プラグインの対応状況について【Mac・Windows】
Windowsのみ対応
- 代表的なWindowsのみ対応例
- Glitch 1.3(無料)
- Sound Magic :Piano One(無料)
- Awesome Piano(無料)
- KeroVee(無料)
- TLs Pocket Limiter – TbT/TAL Chorus LX/TAL-Reverb-4/ – TAL Software
- Azurite - Distorque Audio
- VST Plugins Free Effects, from Pluginboutique(無料)
- VST Plugins Free Virtual Instruments from Pluginboutique(無料)
- VST Plugins Free Synth Presets Music Plugins from Pluginboutique(無料)
Windows のほうが、無料のプラグインなどが Mac よりおおい印象ですね。
といっても、MacのCPUがIntel化してから、その風潮も変わってきた過去があります
Windows のみ対応というプラグインはありますが、Mac のみ対応プラグインを見つけることができませんでした。随時調査中。
いずれは有料の高品質なプラグインを、買う必要がでてきます。無料のものがおおいからといって、Windowsがいい!とは、一概にはいえないかも。
DTM パソコンに、必要なのことは?
DTMパソコンに必要なことは、作業に集中できることです。
- DTMパソコン選びで、陥りがちな考え
- Windows PC は、比較するものがおおすぎぃ〜!
- 10社のPCスペックを比較して〜
- こっちのPCの新機能は、必須かも!?
- 動画は4Kで見るかも?
- グラフィックボードも、いいものをいれたいなぁ...
- 拡張性も比較しなきゃ!
- 今日は疲れたから、また明日にしよう...
たくさんのパソコンを比較する時間は、DTMとは無関係なんですよね。
音楽と関係ないことに、時間がうばわれてしまうことは...
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ナンセンスです!
Mac なら、Apple 社から購入するだけでいいのです。
iMac 27インチか、Macbook Pro を選べば、音楽制作でじゅうぶんな力を発揮してくれます。
DTMパソコン選びの時間は、最短に縮めることで、あなたの音楽をより早く世界中に届けることができます。
あなたは、音楽を作る「パソコンを選ぶこと」が、目的ですか?
それとも、音楽を作るパソコンで「音楽を作ること」が、目的でしょうか?
【YouTube】縁-ENISHI- - soundorbis
【YouTube】散々なんだよ、この空は - soundorbis
↑Mac を選んび、このぐらいの楽曲を制作できるようになりました。
DTM パソコン選びの参考にしてください。

DTM するならノートか? デスクトップか?
ノートか、デスクトップなら、使用目的で選びましょう。
ノート型 | デスクトップ型 | |
---|---|---|
外に持ち出す | ○ | × |
家の中で持ち歩きたい | ○ | × |
DJやりたい | ○ | × |
安く抑えたい | × | ○ |
シンプルな構成にしたい | × | ○ |
拡張性があるモデルがいい | × | ○ |
個人的には、デスクトップ型をオススメしています。
デスクトップ型の方が、拡張性とパワーがあり、費用も安く抑えることができるからです。
たとえば、iMac と Macbook Pro で、カスタマイズすると同程度の価格になりますが...
参考
27インチiMac:3.1GHz 6コアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.3GHz)・256GB SSDストレージ・Retina 5Kディスプレイ
15インチMacBook Pro:2.6GHz 6コアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.5GHz)・256GB SSDストレージ・Touch BarとTouch ID
iMac ならメモリを自分で拡張できるため、もっと安くできます。
さらに Magic Mouse 2 と、Magic Keyboard まで、標準付属の価格だとしたら、やっぱりコスパいいですよね。
Windows PC について調査中ですが、最近はデスクトップもノートPCを価格が同じになっている印象です。もうすこし、調べてみますね!
ちなみにわたしの場合は、ブログ執筆や外で使用するため、現在は Macbook Pro を使用しています。
音楽制作のみにのっかするなら、iMac を選びたいんですけどね...
最後はシンプルに、「外で作業するかどうか?」で、どちらかを選んでしまってOKだと思いますよ!
まとめ
DTM を始めるなら、パソコンはMacかWindowsのどっちを選ぶべきかということについて、記事にしてみました。まとめると、こんな感じ↓
- まとめ
- 個人的には Mac がおすすめ
- かつては音楽制作としてば、Mac だったが Windows ユーザーが増えている。
- どちらもメリット・デメリットがある
- 使いたいDAWで決める方法もあり!
- DTMパソコンに必要なのは、DTM作業に集中できること
あくまでも、個人的なおすすめですので、初心者 DTMer はいろんな意見をとり入れて判断してみてくださいね!
個人的には、Windows のマウスの動きや、UI の違いにどうしても馴染めずに、これからも Mac をメインに使っていきます。
もともと、Logic Pro X に憧れていた + Windows PC で体験したトラブル(ASIOドライバーなどの煩わしい問題)群と戦うことに疲れたこともあり、Mac ユーザーになったという経緯もあります。
- 音楽を作ることに集中できる Mac
- いろいろなことができてユーザーも多い Windows

シンプルに利用目的と、スキかキライかで選んでしまって問題ありません。
今回の記事で、あなたの DTM パソコン選びがはかどることを願っております。
サウンドオルビスの考え方もあったなぁ〜、ぐらいに覚えておいていただけたら幸せです。
そのほか、DTMパソコンの選び方についてまとめた記事も、あわせてごらんください↓