WordPressのサイトヘルス機能の使い方。あなたのサイトを守る方法

WordPress 5.2.2 から、サイトヘルス機能が実装されました。
いままでプラグインやテーマのアップデートチェックを、自分でやる必要がありましたが...
それを WordPress の標準機能として、問題を通知してくれるのが「サイトヘルス機能」なのです。

実装されるとすぐに、わたしのブログでも問題が通知されてしまいました。
というわけで今回は、実例をもとに、WordPressのサイトヘルス機能の使い方を説明させていただきます。
目次
WordPress「サイトヘルス機能」の使い方
WordPress「サイトヘルス機能」の使い方を、解説していきます。
まずはサイトヘルス機能のページを開いてみましょう。
- WordPress ダッシュボードをひらく
- ツールにあるサイトヘルスをクリック
- サイトヘルスの状態を確認する
今回わたしのブログで表示された問題は、次の通りです↓
- 4件のおすすめの改善点
- 停止中のプラグインを削除してください
- 停止中のテーマを削除してください
- PHP の更新をおすすめします
- Automatic updates are disabbled
わりと気をつけていたのですが、細かいところをしっかりついてきますね。笑
それでは、ひとつずつ WordPress「サイトヘルス機能」で指摘されたポイントを改善していきます。
「停止中のプラグインを削除してください」の対処法
「停止中のプラグインを削除してください」の対処法を、解説します。
この問題の原因は、2つです。
- 2つの原因
- プラグインの更新
- 使っていないプラグインが残っている
というわけで、対処してみましょう。
WordPressダッシュボードサイドバーのプラグインをクリックしてください。
更新していないプラグインにチェックをいれて、プラグインを更新をクリックします。
プラグインがすべて更新されたことを、確認してください。
プラグインの更新がおわったら、WordPressダッシュボードサイドバーのプラグインをクリックしてプラグインの管理画面をひらいてください。
もし「有効化」していない使っていないプラグインがあれば、削除するようにしてください。

「停止中のテーマを削除してください」の対処法
「停止中のプラグインを削除してください」の対処法を、解説します。
この問題の原因は、使用中のテーマ以外が残っているからです。
外観にあるテーマをクリックしてください。
私の場合は、9個もつかっていない WordPress テーマがインストールされていました。
現在使用中のテーマと、標準テンプレート「Twenty Nineteen」を残して、ほかのテーマは削除してください。
サイトヘルスで注意されます。標準テンプレートは、必須なので削除しないようしましょう。もし削除してしまったら、テーマの新規追加から、「Twenty Nineteen」を検索すれば大丈夫ですので安心してください。
対処が完了すると、現在使用中のテーマ(+子テーマ)と「Twenty Nineteen」が残っているはずです。
これで、「停止中のテーマを削除してください」の対処法は終了です。
「PHP の更新をおすすめします」の対処法
「停止中のプラグインを削除してください」の対処法を、解説します...といいたいところのなのですが、現在わたしも問題を解決できていないんです。
エックスサーバーをつかっていて、PHPも最新版にしているのですが、「PHPの更新をおすすめします」の表示がでてしまう状態です。
現在も調査中ですので、解決策がわかったら追記します。
「Automatic updates are disabled」の対処法
「Automatic updates are disabled」の対処法を、解説します。
問題の原因は、ブログの訪問者数を調べてくれるプラグイン「MonsterInsights」の自動アップデードが、「オフ」になっていたからでした。
自動更新を「オン」にするつことで、サイトヘルスの改善点もなくなりました。
ほかのプラグインでも起こることが予想されますので、各プラグインごとに自動更新の項目をオンにしてください。
セキュリティ対策への意識が高まる
WordPress のサイトヘルスが実装されたことで、ブログ運営のセキュリティの意識も高まった感じがしますね。
WordPress のセキュリティ対策って、こういうちいさなことの積み重ねが大事なのかもしれません。
悪意のある攻撃をブロックするために、「Jetpack」の対策も忘れずにやっておきたいですね。

そんなふうに考えられるようになってきたら、成長の証ですよ。
サイトヘルスの対処前にバックアップを忘れずに!!
バックアップしてから、サイトヘルス改善作業をしましょう。
設定やテンプレートにかかわることですので、最悪の場合サイトが表示されなくなる可能性があります。
わたしは「BackWPup – WordPress Backup Plugin:ダウンロードページはこちら」をつかってますので、参考までにどうぞ。
消えてしまってからでは遅いので、セキュリティとともにバックアップの意識を高めることも忘れずに!!
まとめ
WordPressのサイトヘルス機能の使い方を、実例を元に解説させていただきました。
あなたのサイトを守る方法は、小さな日々の積み重ねですよね。
ほかにも、WordPress やブログの疑問を解決する記事をご用意しております。詳細はこちらをどうぞ↓