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ハムノイズとは?原因や対策を調べて、除去してみた!!

音声配信

「ハムノイズとは?どうやって除去すればいいの?」って疑問を、解消します。

「ナレーションの収録や楽器のレコーディング」が、気持ちよくおわったあとに音声データを確認してみると...

実際のハムノイズ音(size:180KB/MP3)

「ジジーッ」「ビリビリ」といった電子的なノイズが入っていることって、ありませんか?

これって「ハムノイズ」という音らしく、除去しておかないと納品でNGになったり、音楽が濁ってしまったり、決して放っておいていい問題ではありません。

というわけで今回は、ハムノイズ音について、原因や対策を調べて除去してみたので、情報をシェアしていきます。

ハムノイズとは?

About humnoise

ハムノイズとは、電源周波数に準じた雑音のことです。

わかりやすくいうと、パソコンとかコンセントから発生している電気的な音が、いくつも重なって大きくなった「ジジジッ」「ブーン」といったノイズのことですね。

正弦波(sine wave)に近い倍音の少ないものをハムと言うそうです。また倍音を含んだノイズは、バズ(Buzz)と称されるそうですよ。ちなみに正弦波とは、シンプルな「ポー」というシンセの音ですね↓

正弦波のサンプル (size:406KB/MP3)

ハムノイズは、音楽機材や、パソコン、コンセント等機械類の動作に由来している電子的なノイズ。ウィキペディアでは、次のように定義づけられています↓

ウィキペディアで、ハムノイズの定義をチェック!!

ハム音またはハムノイズ(単にハムとも)とは、電源周波数に準じた低い「ブーン」という雑音のこと。

ハム音 - Wikipediaより引用

ハムノイズって、どんな音?

ハムノイズの音を聞いてみよう
筆者の環境で発生したハムノイズ音
(size:180KB/MP3)

ハムノイズって、どんな音なのか、実際の音を聞いて確認してみましょう!

上記に筆者の環境で発生していた「ハムノイズ」を収録してみました。再生ボタンを押すと大きな音が流れますので、ご注意ください。

「ブーン」という低い音の上に、倍音が重なって「ジジジ」というノイズがメインで聞こえてくると思います。正確にはバズノイズになってしまっているかもしれませんね。

助手くん
助手くん
実際にハムノイズって、どんな音なのかわからなかったので...
助手ちゃん
助手ちゃん
実際のハム音が聞けると、参考になります!
記事の後半では、このハムノイズを対策したので、ぜひ最後までよんでみてくださいね!
サウンドオルビス
サウンドオルビス

ちなみにAV Watch さんがリリースしている動画で、ハムノイズを確認できます。

筆者の環境で確認したノイズと同様の電気的な「ブーン」という音なので、確信がもてました。参考にしたい人は、こちらの参考リンクをどうぞ↓

ハムノイズの原因は?

Reason humnoise

ハムノイズの原因は、電磁波が電気を通すものとぶつかったときに電流になり、音楽機材の回路に入りこんで電気的ノイズになることが原因のようです。

電気的なノイズが、電気信号としてたとえばスピーカー等に入ってくることで、ハムノイズとして聞こえるようになってしまうんだとか...詳しくは、ウィキペディアのハムノイズのページに掲載されていますので、ご確認ください。

助手くん
助手くん
原因というか、原理みたいな感じですね?
助手ちゃん
助手ちゃん
もう少し具体的に、わかりませんか?
その辺は、DTM 関連のメーカーさんのヘルプをみると、よくわかるぞ!
サウンドオルビス
サウンドオルビス

憧れの Native Instruments さんのヘルプページに、ハムノイズ・バズノイズの具体的な原因が掲載されていました。ぜひチェックしてみましょう↓

アース接続に電位を伝える以下のようなデバイスが原因となることがあります:

  • コンピュータに接続されている周辺機器
  • 低品質の電源ユニット
  • 複数の電源コンセント(タップ)の使用
  • 冷蔵庫、電気ヒーター、エレベーター、ファン、調光スイッチなど周辺の家電機器

グランドループの問題(ハムノイズまたはバズノイズ)を解決する方法 – Native Instrumentsより引用

具体的にハムノイズの原因をみていくと、パソコンに接続されているモノ...たとえばプリンターやマウス、ハードディスクなどが雑音の原因になっているかもしれないですし、電源タップなどが悪さをしている可能性があるってことですね。

助手くん
助手くん
ということは...
助手ちゃん
助手ちゃん
電気を使う製品なら、なんでも可能性があるってことですね!
調べてみると、そんな風に読み取れるね。だからこそ、ノイズ系の問題解決は難しいのさ。
サウンドオルビス
サウンドオルビス
この見出しのまとめ
  • ハムノイズの原因は、電磁波が電気を通すものとぶつかったときに電流になり、音楽機材の回路に入りこんで電気的ノイズになること
  • 具体的にハムノイズの原因をみていくと...パソコンに接続されているプリンターやマウス、ハードディスクや、電源タップなどが悪さをしている可能性がある
  • ハムノイズを確認できる機器のまわりのものすべてを、よ〜くチェックする必要がある

ハムノイズ対策を調べてみた

ハムノイズの具体的な対策法
  • 変換プラグを検証する
  • AC電源を、モバイルバッテリーに変更してみる
  • ミニプラグ系のカラオケマイクは使用しない
  • URB 端子のノイズを検証する
  • パソコンやミキサーなどから、各デバイスを1つずつ取り外していく
  • 低品質なバッテリーを利用しない
  • デバイスはすべて同じ電源コンセント(電源タップなど)に接続する
  • 周辺の家電機器を1つずつ取り外していく
  • バランスオーディオケーブルを利用する(ノイズに強いため)
  • 磁気シールドを施す
  • ノイズ対策ケーブルを使う
  • 平衡回路をで伝送中のノイズを打ち消す
  • 電源ケーブルや映像信号ケーブルなどと、音声ケーブルを至近距離で使わない(直角に交差させて影響を減らす)
  • ノイズ源から音響機器を遠ざける
  • 交流無停電電源装置を利用する
  • フィルタ回路やイコライザで、ハムノイズの周波数だけ減衰させる

ハムノイズの対策について、調べてみました。

ハムノイズを解決するために、具体的に何をすればいいのか、初心者にはむずかしいですよね?

前述の Native Instruments さんのヘルプや、ウィキペディア、実際に筆者が試してみた対策を総合すると、上記のリストのような感じになりました。

ただ実際にやるべきことは、とても単純です。とにかく、「ハムノイズが発生しないシンプルな構成からはじめて、1つずつ機材を接続」していけばオッケーです。必ず原因にたどり着き、ハムノイズを解決することができますよ。

それでは次の見出しからは、実際に筆者の環境で発生していたハムノイズを除去した方法について、解説していきます。ハムノイズ・バズノイズでお困りの人は、参考にしてみてください。

実際にハムノイズを除去してみた!

Delete humnoise

ハムノイズを除去してみましたので、情報をシェアしていきます。

ハムノイズが発生していた筆者の環境や、どんなハムノイズの音が鳴っていたのか?また、どうやって解決したのかを説明していきます。

それでは、いってみよ〜!

ハムノイズ除去の話、音声配信してみました!

ハムノイズを除去した話を、音声コンテンツで配信しています。詳しい状況やハムノイズの変化などトークしていますので、文章より音声の方がいい人は、参照してください!

ハムノイズが発生していた筆者の環境

Humnoise myroomsample1

ハムノイズが発生していた環境の特徴
  • コンセントにアース処理なし
  • 電源タップは雷サージ付き(10年ほど使用しており劣化の可能性あり?)
  • 機材のケーブルが乱雑に敗戦されている
  • ゲーム機やディスプレイなど、音楽機材と同じ電源タップに接続
  • カラオケマイクを変換プラグでオーディオインターフェイスに接続
  • Macbook Pro 2016 を使用
  • 特に電源まわりのチューニングなどしていない

ハムノイズが発生していた筆者の環境を、ご紹介します。

ハムノイズが発生している環境の特徴は、上記リストにまとめておきました。また画像も参考にしてみてください。

助手くん
助手くん
おるびす先生...これはさすがに...
助手ちゃん
助手ちゃん
汚いですねッ!!
ハッキリ言うね笑!海外のDTM机のむき出し配線に憧れてるんだよ!「Pinterest にある敗戦むき出しの DTM デスクの写真」とかいいよね!
サウンドオルビス
サウンドオルビス

とはいいつつも、これだけ有象無象に電子機器が接続されていたり、ケーブルも適当に配線していたり、ノイズが起きない方が不思議な環境ですよね?

この段階でマイクで収録すると、次の見出しで説明するハムノイズがのってしまっていました。あらためて、ノイズの音を次の見出しで確認していきましょう。

ハムノイズが入っている音

筆者の環境で発生したハムノイズ音
(size:180KB/MP3)

ハムノイズが入った音を、確認してみましょう。ジジジジという音が、はっきりとわかりますよね?

カラオケマイク+変換プラグ+オーディオインターフェイスでレコーディングすると、かなり大きなハムノイズが入ってしまっていました。

「ブーン」という音に倍音の高い音がくわわって、もはやバズノイズとなっているのかもしれません。

このハムノイズ、ある方法を試すことで、かなり減少させることができました。次の見出しをごらんください。

ハムノイズを減少させた音(電源をモバイルバッテリーに変更した音)

電源をモバイルバッテリーに変えた場合のハムノイズの発生が減少 (size:170KB/MP3)

ハムノイズを減少させることができたので、実際の音をご確認ください。

ハムノイズが減少したのがわかりますよね。ハムノイズは雑音の重なりなので、増幅されていた音が半分以下になった感じの音になりましたよ。

やったことを図で表すと、こんな感じです↓

Humnoise decrease01

シンプルな構成にして、電源をモバイルバッテリーに変更してみました。電源を壁コンセントからとると、すごい量のノイズを拾ってしまうんですよね。

助手くん
助手くん
おるびす先生、この段階で悩んでましたもんね。
助手ちゃん
助手ちゃん
アース工事必要かぁ...また変な出費が...って言ってましたね笑。
だけどよかったよ、本当の原因を突き止めることができたからさ!
サウンドオルビス
サウンドオルビス

そうなんです。この構成でハムノイズを消しきれなくて、原因を粘って探してみた結果...本当の原因をつきとめることに成功しました。

それは、次の見出しをごらんください。

筆者の環境で、ハムノイズを引き起こしていた機材とは?

画像:カラオケマイク

筆者の環境で、ハムノイズを引き起こしていたのは、カラオケマイクでした。

ハムノイズの原因だと気づいた理由は、カラオケマイクを外してみると、ハムノイズを拾わなく鳴らなくなったからですね。

画像にはありませんが、実際には XLR の変換プラグでオーディオインターフェイスのマイクチャンネルに接続しています。

ノイズ対策のあまりされていないケーブルのせいなのか、無理やり XLR 端子に接続したせいなのか...必要以上に電子的なノイズを拾ってしまう結果となっていたようです。

次の見出しでは、カラオケマイクを取り外して、コンデンサーマイク RODE NT1-A に切り替えてみた結果をご紹介しましょう。

ハムノイズの除去に成功した音

コンデンサーマイクにして、ハウノイズ除去成功した音 (size:197KB/MP3)

最終的に、ハムノイズの除去に成功した音をご確認ください。

ハムノイズが、ほぼ完全に消えていることが確認できますよね。かなり音を増幅させてみたのですが、ホワイトノイズのみ確認できるようになったと思います。

ハムノイズ除去に成功した構成は、こんな感じです↓

Humnoise delete nt1a

カラオケマイクを、コンデンサーマイク RODE NT1-A に変更したことで、余計な電子ノイズを拾わなくなりました。

いろいろ悩んだのですが、結局ちゃんとしたコンデンサーマイクを最初から使っておけばよかったと、反省ですよ。ですが、こういう経験が次のステップに活かされるので、貴重な体験だったと納得しておきましょう笑。

ここまでで、ハムノイズを除去する対策についての情報共有は終了です。ぜひ、あなたのハムノイズ対策の参考にしてもらえたらうれしいです。

あとがき

ハムノイズとは?原因や対策を調べて、除去してみたって話をさせていただきました。

正直ハムノイズが盛大に入ってしまっていたときには、絶望感でいっぱいになりましたが...1つずつ原因をあたっていけば、かならず解決策にたどりつけるものですね。

さてさて次は、「サー」という雑音「ホワイトノイズ」を徹底的に除去することを目標にがんばるぞ〜!予想では、ノイズフィルター付き電源タップやパワーディストリビューターあたりが解決策だと思っています。ぜひ、次回の更新もお楽しみに!!

それじゃあ、今回はこの辺で!? ほかにも、音楽制作や音声配信についてまとめた記事があります。ぜひ、あわせてこちらの記事も読んでみてください↓

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サウンドオルビス

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サウンドテック・ラボ編集長兼ライター。「音楽×テクノロジー」で、あなたの「やってみたい」をお手伝いします。人生にドラマを!!

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