IK Multimedia iOS アプリをバックアップする方法

「IK Multimedia のiOS アプリって、どうやってバックアップするの?」って悩みを、サクッと解決します。
「AmpliTube」「SampleTank」「Syntronik」などの音楽アプリで有名なメーカーといえば、IK Multimedia さんですよね。
新しい iPhone・iPad でも、アカウントにログインすることで、アプリない課金を復元することはできます。しかし、いままで設定したプリセットや音源をバックアップするには、特別な作業が必要みたいでした。
というわけで今回は、IK Multimedia iOS アプリをバックアップする方法について解説します。
IK Multimedia の iOS アプリを、バックアップする方法
IK Multimedia iOS アプリをバックアップする方法を解説します。
今回は「Lurssen Mastering Console for iPhone」を例に、バックアップのやり方を説明していきますね。だれでもできるように、3つの手順でまとめてみました。それでは、いってみよ〜!
1.iPhone/iPad とパソコンを接続する
ひとつめは、iPhone/iPad とパソコンを接続しましょう。
今回は Mac と iPhone を接続してみました。バックアップをするためには、Appel の公式無料アプリ「iTunes」が必要になりますよ。
2.iTunes で接続した iPhone/iPad の「ファイル共有」をひらく
ふたつめは、iTunes で接続した iPhone/iPad の「ファイル共有」をひらきましょう。
iPhone とパソコンを接続したら、デバイスボタンをクリックしてください。
左サイドバーのファイル共有 をクリックします。ファイル共有 App 一覧が表示されたら、オッケーです。
3.IK Multimedia の iOS アプリデータをひらく
みっつめは、IK Multimedia の iOS アプリデータをひらきましょう。
ファイル共有 App 一覧から、バックアップしたいアプリをクリックしてください。今回は、「Lurssen Mastering Console」を選択しました。
Lurssen Mastering Console の書類に、アプリのデータ一覧が表示されます。このファイルを、バックアップしてあげましょう。
4.IK Multimedia iOS アプリのデータを外部フォルダにバックアップする
さいごに、IK Multimedia iOS アプリのデータを外部フォルダにバックアップします。
iTunes 上の「Lurssen Mastering Console の書類」の一覧をすべて選択します。つづけて、ドラッグ&ドロップで、外部フォルダにコピーしましょう。
この作業ができていれば、もしアプリのデータを間違えて削除してしまっても、安心ですよ。
ここまでで、IK Multimedia iOS アプリをバックアップする方法の解説はおわりです。
IK Multimedia の iOS アプリを、バックアップから復元する方法
IK Multimedia iOS アプリをバックアップする方法を解説します。
あらためて「Lurssen Mastering Console for iPhone」を例に、バックアップしたデータから「プリセット」「設定」を復元していきましょう。
たとえば、新しい iPhone に買い替えた時など、データを移行するときに役立つ知識です。それでは、実際にやってみましょう〜!
1.新しい iPhone/iPad とパソコンを接続する
まずは、新しい iPhone/iPad とパソコンを接続します。
新しい iPhone には、事前に iTunes の準備と IK Multimedia の iOS アプリをインストールしておきましょう。
2.iTunes で接続した新しい iPhone/iPad の「ファイル共有」をひらき、IK Multimedia の iOS アプリデータをひらく
つづけて、iTunes で接続した新しい iPhone/iPad の「ファイル共有」をひらき、IK Multimedia の iOS アプリデータをひらきます。
iTunes の ファイル共有 をクリックして、IK Multimedia の iOS アプリを選択してください。
たとえば、入れたばかりの IK Multimedia の iOS アプリ「Lurssen Mastering Console for iPhone」だと、プロジェクトフォルダ「My Project.Imcp」と設定ファイル「settings.Imcs」のふたつが入っています。

3.IK Multimedia iOS アプリのデータに、バックアップデータをコピーする
それでは、IK Multimedia iOS アプリのデータに、バックアップデータをコピーしていきましょう。
バックアップしたファイル類を、iTunesの「Lurssen Mastering Console の書類」に、ドラッグ&コピーで、戻してあげましょう、
今回は、プリセットファイルの「presets.Imcp」と「settings.Imcs」設定ファイルを、バックアップから復元していきます。
同様のファイルがある場合は、書き換えの確認ポップが出てきます。
置換 を、クリックして上書きしてしまいましょう。
「Lurssen Mastering Console の書類」に、コピーしたファイルが入っていたらオッケーです。
4.同期をクリック
さいごに、iTunes の同期ボタンをクリックしてください。
iTunes の同期 をクリックすることで、パソコンの iTunes で操作した内容が、新しい iPhoneiPad に反映されます。
【バックアップ復元前】
【バックアップ復元後】
こんな感じで、「Lurssen Mastering Console」のプリセットをが復元されます。
実際に試してみたら、バックアップができたので、やり方をシェアさせていただきました。バックアップを検討していた人は、参考にしてみてください。
ここまでで、IK Multimedia の iOS アプリを、バックアップから復元する方法の解説はおわりです。
あとがき
IK Multimedia の iOS アプリを、バックアップする方法について、シェアさせていただきました。
今回は「Lurssen Mastering Console」を例に説明させていただきましたが、IK Multimedia さんの音楽アプリの多くは、同様の方法だと思います。個別に必要な処置があるときには、公式のヘルプをご確認ください。



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※画像:操作画面より引用させていただきました
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