日産リーフ「e+」ハイパフォーマンスモデル62kwhの最新情報まとめ

どうも、日産リーフオーナーの soundorbis です。62kWh を搭載したハイパフォーマンスモデル「日産リーフ e+」が、ついに発売になります。
というわけで今回は、日産リーフ e+ 62kWh の発売時期や価格など、最新情報をまとめていきます。
この記事の目次
日産、新型リーフ 62kWh「e+」最新情報まとめ!
日産リーフ e+ について、現在わかっている追加装備や、変更点についてまとめていきましょう!
発売日は、1月23日。
image:【中継録画】 #日産リーフ e+ 発表記者会見
発売日:2019年 1 月 23 日
日産から、正式なアナウンスが入りました。リーフ 62kwh ハイパフォーマンスモデル「e+」が、ついにデビューです。
詳しい日産リーフ 62kWh「e+(イープラス)」の発売日に関する情報は、こちらの記事をご覧ください↓

価格・値段
グレード | 価格 | 下位モデルとの差額 |
---|---|---|
S(40kWh) | 324万円 | +0円 |
X(40kWh) | 366万円 | +42万円 |
G(40kWh) | 400万円 | +36万円 |
NISMO(40kWh) | 403万円 | +3万円 |
e+ X(62kwh) | 416万円 | +13万円 |
e+ G(62kwh) | 473万円 | +57万円 |
リーフ e+ の価格: 416 万円〜 473 万円
乗り出し価格や、細かな見積もりの金額など。日産リーフ e+ の価格について、より詳細な比較を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓

モーター出力
最高出力 | 最大トルク | |
---|---|---|
62kWh (e+) | 160kW (218PS)/ 4600-5800rpm | 340N・m (34.7kgf・m)/ 500-4000rpm |
40kWh(現行) | 110kW(150PS)/3283-9795rpm | 320N・m(32.6kgf・m)/ 0-3283rpm |
最高出力が 218PS まで、パワーアップしました。
40kWh の最大加速G 50m/hまで持続していたのが、e+ なら 70m/h まで持続されるようになりました。
最大トルクも、340Nmに強化されています。あまりのトルクの強さに、思いっきりアクセルを踏み込むとトルクステアが出るようです。
サスペンションの調整
最低地上高 -15mm
最低地上高は、車両重量 160kg〜180kg 増加の影響です。
全高 +5mm
全高については、車体の下方向にバッテリーを伸びるように積んだため、厚さを回避する目的です。
またバッテリーサイズの影響で重心が低くなり、サスペンションも再チューンされています。
リップスポイラーの搭載
image:日産:リーフ [ LEAF ] | 外観・内装
リーフ e+ モデルの証として、リップスポイラーが搭載されます。
非常にこまかな変更点ですが、リーフという車らしい慎ましさがあって好印象です。これは。まさに e+ の特権ですね。
これで、ノーマル・NISMO・E-Plus という 3 種類の顔が誕生したことになります。
6kW 車載充電器が標準装備
e+ では 6kW 車載充電器が、標準装備になります。給電ポートには、特別な e+ マークがつくことになりました。
ちなみに、現行 40kWh に 6kW 普通充電器をメーカーオプションで装備すると108,000 円となります。そりゃ、価格もハイパフォーマンスになりますわw
最大出力 100kW 急速充電に対応
日産リーフ e+ は、最大出力 100kW 急速充電に対応し、30 分で充電が完了します。
しかし、注意点があります。
高出力急速充電器で「日産リーフe+」を充電した場合、バッテリーの充電受け入れ性との最適化やバッテリー保護のため、最大充電電力は70kW程度になります。
「日産リーフe+」を追加 – 日産自動車ニュースルーム より引用
つまり…
- 62kwh の 80% は、50kWh
- 60分で 70kWh 充電できる
- 1分間に約 1.2kWh 充電できる
高出力急速充電器の充電時間:約 45 分必要。
ということになります。0% から急速充電する場合ってまれなので、十分な性能ですよ。あとはどれだけ早く、インフラが整ってくれるかが重要です。
充電時間について
▼新型リーフ e+ 62kWh に必要な充電時間▼
- 急速充電(50kW):60分
- 普通充電(6kW):12.5時間
62kWh もあると、1 回の充電でかなりの距離を走ることができます。その分、充電時間もかかることになります。
正しい新型リーフの充電の方法や、充電時間の使い方などこちらの記事で詳しく書いてありますので、参考にしてみてください↓

航続距離について
航続距離:570km(JC08モード)
航続距離:458km(WLTPモード)
JC08モードは、62kWh x 平均電費約 9.2km という計算ですね。
WLTPモードは、62kWh x 平均電費約 7.3km の計算。
JC08 モードに 0.7 をかけた数字が、実際の走行距離にとても近いです。570km x 0.7 を計算すると…
実際の航続距離:399km
40kWh に乗っていますが、400km(40kWh の JC08モード燃費) x 0.7 = 280km というのはかなり近いです。
しかし、180kg 増加のバッテリーが、どのぐらい実際燃費に影響してくるのか、実際に試乗して試してみたいところです。
燃費について
JC08 モード燃費:約 9.2 km/kWh
WLTC モード燃費:約 7.4 km/kWh
詳しい計算方法や、40kWh との比較については、こちらの記事をご覧ください↓

e+ には冷却システムが搭載されない
リーフ e+ には、冷却システムは、搭載されませんでした。
塩見智氏が1月9日の発表会の際に日産自動車のエンジニアに質問したところ「従来の電池モジュールを『3並列』に変えて、急速充電時の温度上昇を緩和させようという戦略を採っている」とのことです。
日産が62kWhの電気自動車「リーフe+」発表。電池冷却システムは無いが新搭載方法で発熱に対処 | EVsmartブログ より引用
バッテリー3並列、モジュールレイアウトの変更と、基盤で直接接続する方法に変えることで、温度上昇を緩和するようです。
たとえ空冷式であっても、冷却装置がなかったことで価格上昇を抑えたわけです。日産の英断を、見守りましょう。
新型リーフ一部改良モデル。どうして、12月の発表先送られた?
これまで日産の代表取締役会長を務めてきたカルロス・ゴーン容疑者が、金融商品取引法違反容疑で逮捕されたことが影響しているようです。
2018年12月22日に、日産自動車が電気自動車(EV)の主力である日産リーフの一部改良モデルを先送りすると発表されました。
新型リーフのハイパフォーマンスモデルと名付けた改良モデルの発表披露会は、横浜市の本社ショールームで 28 日に予定されていたのです。
発売のスケジュールに変更はないそうです。発表が遅れるだけなので、まだしばらく噂が噂をよぶ展開が進みそうです!
リーフ e+ の動画まとめ
360度動画でリーフ車内や、現場の雰囲気をつかめるのはとてもありがたい。
シンプルでわかりやすく、リーフe+についての変更点や追加点の解説がなされています。
リーフの良さはスペックだけじゃないんです。車って楽しい!ワクワクするっていうのが、動画から伝わってくる!
公式の車両概要は、ちゃんと目を通しておきましょう。環境に優しくなれる気がする。
まとめ:62kWh モデルは買いなのか?
日産リーフの 62kWh ハイパフォーマンスモデル「e+(イープラス)」について、情報をまとめてみました。
- 発売日:2019 年 1 月 23 日
- 価格:416万円〜473万円
- 最高出力160 kW (218PS)/4600-5800rpm
- 最大トルク340N・m (34.7kgf・m)/ 500-4000rpm
- 搭載バッテリー 62kWh
- JC08モード航続距離 570km
- WLTPモード航続距離 458km
- 実際の航続可能距離:399km?
航続可能距離や、性能といった面ではとても魅力的ですね。参考になりましたら、幸いです。
それにしても、日産リーフ e+ は買いなのか?
これから購入を検討している方にお伝えしておきたいことを、記事にまとめてみました。興味のある方は、こちらの記事をごらんください↓

86とリーフはトルクが全く違いますし、0回転から最大トルクが出る電気自動車と86を比べるのはどうかと思います。