Logic Pro X 10.5。最大規模となったアップデート内容をチェック!!

  • HOME
  • DTMニュース
  • Logic Pro X 10.5。最大規模となったアップデート内容をチェック!!
DTMニュース

「Logic Pro X 10.5 って、どんなアップデートなの?」って疑問を、解消していきましょう。

Apple が、Logic Pro X 10.5 を、2020 年 5 月 12 日にリリースしました。2013年7月16日に、Logic Pro X をリリースしてから最大規模のアップデートとのことです。おおきなアップデートですが、無料で利用することが可能。

というわけで今回は、最大規模のアップデートになった、Logic Pro X 10.5 のアップデートについて解説していきます。

Logic Pro X 10.5アップデート内容について

Logic Pro X 10.5アップデート内容について、チェックしていきましょう。

GarageBand から移行した機能や、慣れ親しんだサンプラー機能がアップデートされるなど、かなりの大規模になった模様です。

Live Loops

Live Loops の導入
  • グリッドでループ、サンプル、オーディオを使ってセルをアレンジ、トリガして作曲
  • 自由なアレンジのアイデアを演奏してトラック領域に取り込み
  • Filter、Gate、Repeater、Bitcrusherなどのクリエイティブなエフェクトを使用できるRemix FXを追加
  • iPadまたはiPhone上のLogic Remoteでマルチタッチジェスチャを使ってLive LoopsやRemix FXを実行し、複数のループまたはエフェクトを同時にトリガ

Live Loops は、GarageBand ユーザーにおなじみの機能ですね。

縦列ごとに音楽のパターンを組み上げて、横列で音楽的な展開をつくっていくスタイル。従来のひだりからみぎに流れていくだけじゃない、自由な発想で音楽を作ることができるのが、Live Loops です。

実際につかってみると、マウスのクリックだけだと操作が追いつかない印象でした。でも、そんなときも安心です。Logic Remote を使えばいいんです。Logic Remote で接続すれば、直感的なタッチパネルで操作ができますよ。

Remix FX も、今回 Logic Pro X に導入されたようです。ついに、きました。待望の「Remix FX」。リアルタイムで、トラック全体に「スタッター効果」「フィルター」といった DJ ライクな効果を作り出します。

サンプラーとQuick Sampler

サンプラーのアップデート
  • ドラッグ・アンド・ドロップのワークフローで、洗練されたマルチサンプルの音源を作成、編集
  • 単一ウインドウのインターフェイスで合成、マッピング、ゾーン編集ができる現代的な新デザイン
  • 開始位置、終了位置、ループポイントを細かく制御できるゾーンエディタを内蔵
  • サンプルをキーボード全体に素早く柔軟に割り当てることができるマッピングエディタ
  • サンプラーにFlex Timeが組み込まれたため、ピッチにかかわらずサウンドを同じ長さで再生可能
  • Auto Samplerで、MIDI対応のハードウェア音源とソフトウェア音源をサンプラー音源に変換する処理を自動化
  • 既存のすべてのEXS24音源をサポート
Quick Sampler
  • 1つのオーディオファイルを読み込んで、再生可能なサンプル音源を素早く構築
  • Quick Samplerで、ルートノートと最適なループポイントを自動的に識別し、プロジェクトのテンポに適合
  • スライスモードを使って、キーボードでトリガできる複数のスライスにボーカルサンプルやドラムサンプルを分割
  • マイクや外部ハードウェアを使って、あるいは任意のトラックまたはバスからライブサンプルを録音

Logic Pro X で長年愛されてきたサンプラー「EXS24」が、うまれかわりました。その名もづばり、「サンプラー」。Logic Pro X 上では、Sampler(Multi-Sampler)表記になっています。

また、単一の音源に対してフィルター処理やピッチを変更したり、スライス機能で音源を刻んだりするためのサンプラーも、導入されました。その名も、「Quick Sampler」。Logic Pro X 上では「Quick Sampler(Single Sampler)」表記になっています。

実際に使ってみましたが、かなりパワーアップしましたね。「EXS24」のデザインに慣れていましたが、かなりレガシーでしたからね。アップデートによって、フラットでよりわかりやすくなりました。

ビートの作成

Drum Machine Designer
  • Drum Machine Designerでサンプルをドラッグしたり整理したりして、カスタム・ドラム・キットを構築
  • 任意のパッドでQuick SamplerまたはDrum Synthのコントロールに直接アクセス
  • あらゆる音源や他社製プラグインをパッドに簡単に割り当て
  • 任意のサウンドを半音階で演奏して、ベースラインやその他のメロディパートを作成
ステップシーケンサー
  • クラシックなドラムマシンのワークフローを模したインターフェイスを使って、独自のビート、メロディ、エフェクトオートメーションを構築
  • ベロシティ、リピート、チャンス、オフセット、ステップレート、スキップ、タイを行ごとに制御して、パターンを作成、編集
  • Quick SamplerやDrum Machine Designerで作成したカスタムキットを含め、あらゆるパッチをサウンドソースとして使用可能
  • 150以上のリズムパターンとメロディパターンを備えたライブラリ

Logic Pro X のビート作成についても、アップデートがはいっています。

Drum Machine Designer は、ドラム音源を組むために特化した見た目をしています。表記は、「Drum Machine Designer」プラグインが刺さった状態では「DMD」となっていました。

Drummerトラックをひらくと、標準でプラグインがささっています。「DMD」をクリックすれば、設定画面がでてきますよ。ソフトウェア音源トラックでは、音源スロットからさすことも可能です。

Drum Synth も新たに追加されています。ソフトウェアだけで生成される「キックドラム、スネア、タム、各種パーカッションの音色」を、コントロールして自分の好きな音にカスタマイズできますよ。

ステップシーケンサーは、Live Loops 使用時の MIDI ドラムトラックで使用できる機能です。さいの目状にならんだブロックの色を塗りつぶしながら、ドラムパターンを組むことができちゃいます。より直感的な音楽制作ができますね。

追加されたコンテンツ・機能

追加されたコンテント・機能
  • 最新とクラシックのヒップホップ、エレクトロハウス、レゲトン、フューチャーベース、テクノ、トランジションエフェクトを含む、さまざまな音源やジャンルのループを2,500以上新たに追加
  • エレクトリックおよびヒップホップに対応する17のLive Loopsスターターグリッド
  • 70以上の新しいDrum Machine Designerキット
  • 1,500以上の新しいパッチ
  • ビリー・アイリッシュの「Ocean Eyes」のオリジナル・マルチトラック・プロジェクト
  • 専用のサウンド加工コントロールを使って合成のキック、スネア、タム、ハイハットを生成するDrum Synthプラグイン
  • 個別または複数のオーディオファイルやソフトウェア音源リージョンを空のトラックヘッダにドラッグして、Sampler、Quick Sampler、Drum Machine Designer、またはAlchemyの音源を素早く作成できるオプション
  • 性能と安定性を向上

Logic Pro X 10.5 にアップデートにあわせて、追加のコンテンツ・機能もくわわっています。すごいボリュームですね。

とくに、ビリー・アイリッシュの「Ocean Eyes」のオリジナル・マルチトラック・プロジェクトは必見です↓

より便利で高効率的なプロジェクトの作成において、コスパの点で敵なしの状態になっていきたのではないでしょうか?

数がおおいので、これからじっくり試していくところですが...これを無料のアップデートとして用意してくれる Logic Pro X・Apple さんの企業努力に感謝です!!

Logic Remote

Logic Remoteのアップデート
  • セルのトリガまたはシーンの切り替えにより、iPadまたはiPhoneからLive Loopsを制御
  • マルチタッチを使って、個別のトラックまたは曲のミックス全体でRemix FXを実行
  • iPadからApple Loopsをブラウズして、Live Loopsプロジェクトに追加

Logic Remote は、Logic Pro X と接続してつかうことで、各機能や内蔵音源をタッチ操作できるようになる Apple の無料アプリケーションです。

Logic Pro X のメジャーリリースに合わせて Logic Remote も大幅にアップデートしていますよ。「Live Loops の各サウンドのトリガ」「ループのブラウズと追加」「Live Loops セッションへの Remix FX の適用」など、さらにつかえるアプリケーションになりました。

実際に使ってみましたが、Live Loops の画面が、iPhone の画面に表示されていて感動しました。Logic Pro X との親和性が高まって、より実践投入したくなってきましたよ。

Logic Remote

無料
(2020.06.17時点)
posted with ポチレバ

Macに最適化されたパフォーマンス

Logic Pro X は、より Mac に最適化されたとのことです。最新の Mac・macOS の処理能力を最大限に利用できるようになっているみたいですね。

かなりたくさんのトラックを使い、たかい処理能力を求められる場面でも、最適化されたパフォーマンスが提供されるみたいです。

あとがき

Logic Pro X 10.5 のアップデート内容について、チェックしてきました。2020 年 5 月 12 日にリリースされたということで、1ヶ月すぎてしまいましたが、自分でも忘備録的にのこしておきたくて記事にしてみました。

Live Loops の導入や、「EXS24」が「サンプラー」にうまれかわるなど、かなりおおきな変化がおこりました。まさに、メジャーリリース。Logic Pro X というナンバリングをかえることなく、無料でアップデートされていることに感謝しかありません。

ただそろそろ、2013 年の発売から7年が経とうとしていますからね。「Logic Pro XI」もしくは「Logic Pro 11」の続報がそろそろ聞こえてほしいところです。

といったところで、今回の記事が、あなたの DAW 選びや Logic Pro X ユーザーの疑問を解決できていたらうれしいです。それじゃあ、今回はこの辺で!?

Logic Pro X

24,000円
(2020.06.17時点)
posted with ポチレバ

ほかにも、DTM ニュースが気になる方は、こちらをどうぞ。おしゃれに、さくっと音楽の話題をよみませんか?

【関連】DTMニュース アーカイブ | サウンドテック・ラボ

関連する記事

サウンドオルビス

2,899,626 views

サウンドテック・ラボ編集部兼ライター。「音楽×テクノロジー」をキーワードに、毎日記事を更新中。DTM音楽制作のハウツーや最新情報で、あなたの「やってみたい!...

プロフィール

カテゴリ内の記事

おすすめの記事

カテゴリー