Logic Pro X の移行作業・バックアップ方法まとめ

Logic Pro X

「Logic Pro X を移行するときって、どんな感じでバックアップすればいいの?」って疑問を、解決します。

DTM で使用する Mac を買い替えたときに、Logic Pro X はどうやって移行作業をすればいいのか、疑問に思いますよね? Logic Pro X は、Mac app store で入手できるので、アプリケーション自体を新しい Mac でインストールすればオッケーです。

ですが、Logic Pro X のサウンドライブラリやキーコマンドといった細かな部分で、移行する際に気をつけるものがあるんですよ。この記事では、実際に筆者がやっている移行作業やバックアップ方法をご紹介いたします。

というわけで今回は、Logic Pro X の移行作業・バックアップ方法まとめて解説していきます。

【まとめ】Logic Pro X の移行作業・バックアップ方法

Logic Pro X の移行作業・バックアップ方法について、まとめて解説します。

筆者は、かれこれ 10 年ほど Logic Pro X を使用しています。Logic Express 9 から使い始めて、ずっと使い続けていますよ。

そんな筆者の経験をもとに、DTM パソコンを移行するときや、バックアップをとる時の方法を、解説していきます。この記事を読んで、あなたの Logic Pro X での作業をより安全なものにしてください。それでは、いってみよ〜!

1.プロジェクトファイルを外付けハードディスクに移動する

Logic outssd project
画像:外付けSSDにLogicのプロジェクトを移動したところ

Logic Pro X の移行作業・バックアップ方法1つ目は、プロジェクトファイルを外付けハードディスクに移動することです。

Mac内の「Macintosh HD/ユーザ/ユーザ名/ミュージック/Logic」のプロジェクトファイルを、全て外付けのハードディスクにコピーすればオッケーです。

Logic Pro X の保存形式をパッケージにしている場合は、レコーディングしたオーディオファイルが含まれているか確認することをお忘れなく!

2.外付けのサウンドライブラリを戻す

画像:Logicのサウンドライブラリを戻すところ

Logic Pro X の移行作業・バックアップ方法2つ目は、外付けサウンドライブラリを戻しましょう。

Logic Pro X のソフトウェア音源は、外付けストレージに移動させることができます。外付けストレージに移動したまま、新しいMacで使えそうですが、ダメなんです。サウンドライブラリのライセンスは、インストールしたMacに紐づいているからなんですよね。

なので移行作業をする前に、古い MacのLogic Pro X にサウンドライブラリを戻しておきましょう。詳しいやり方は、別記事にまとめてあります。あわせて、こちらをどうぞ↓

【関連】Logic Pro Xのサウンドライブラリ移動方法【3ステップ】

3.Audio Music Apps をバックアップ

Logic audiomusicapps
画像:場所「Macintosh HD>ユーザ>ユーザ名>ミュージック>Audio Music Apps」 Mac の操作画面より

Logic Pro X の移行作業・バックアップ方法3つ目は、Audio Music Apps をバックアップしましょう。

Logic Pro X でカスタマイズした「キーコマンド・チャンネルストリップ・プラグイン設定」などは、ミュージックフォルダ内の Audio Music Apps フォルダに保存されていました。必要に応じてバックアップすれば大丈夫ですが、心配な人は丸っとフォルダごとバックアップすることをお勧めします。

新しい Mac の Logic Pro X に置き換えるときには、慎重に1つずつやるべきだと思います。常に、バックアップをとりつつ作業を進めてくださいね!あまり自分でカスタマイズしていない人は、関係ない項目かもしれませんね。ただファイルサイズがさほど大きくないので、一応外付けハードディスクに移動しておくといいと思いますよ!

キーコマンドを別名で保存

キーコマンドの保存手順
Logic keycommand01
画像:Logicのキーコマンド操作画面より
  • Logic Pro X を起動
  • メニューバー>Logic Pro X>キーコマンド>編集の順でクリック
  • 歯車マークをクリック
  • プリセットにカーソルを合わせて、カスタマイズした設定が選択
  • 別名で保存をクリック
  • 名前をつけて、キーコマンドを保存する

Logic Pro X で移行作業するときに、キーコマンドを別名で保存しておきましょう。

キーコマンドとは、Logic Pro X のショートカットなどをカスタマイズできる項目です。もともと、複数のプリセットは用意されていますが、使いやすく自分用のプリセットを保存している場合もあるでしょう。

筆者も分割のキー配置などを変更して、自分だけの Logic Pro X の操作を実現しています。キーコマンドは新しい Logic Pro X に自動で移行されないので、上記のやり方リストを参考にキーコマンドのバックアップを取っておきます。

新しいMacにLogic Pro Xをインストールしたら、キーコマンドを読み込むことで使えるようになります。さらに詳しいキーコマンドの使い方や、新しい Logic Pro でキーコマンドを読み込む方法などまとめた記事をご用意しております。ぜひ合わせてこちらの記事も読んでみてください↓

【関連】【Logic Pro】キーコマンドの使い方まとめ

チャンネルストリップ・パッチを保存しよう

Logic channelstrip myself

Logic Pro X で移行作業するときに、チャンネルストリップ・パッチの保存をしておきましょう。

チャンネルストリップ・パッチは、トラックの音源、エフェクト、Smart Control、その他ルーティング設定などを、即座に呼び出すことができるプリセット機能のようなものです。自分でカスタマイズすることもできるため、設定している人も多いのではないでしょうか?

チャンネルストリップ・パッチのバックアップは、Logic Pro X の内部ではできないようです↓

Logic channelstripsetting place

チャンネルストリップ・パッチは、場所「Macintosh HD>ユーザ>ユーザ名>ミュージック>Audio Music Apps>Channel Strip Settings」に、設定ファイルが保存されていました。そのため、該当するフォルダを丸ごとバックアップしておくのが得策のようです。

せっかくの機会なので、このタイミングでチャンネルストリップ・パッチを整理するために、1つずつ開いて削除するか残すかを検討するのもいいかもしれませんね。

4.各種設定等スクリーンショットを撮影しておく

Logic Pro X の移行作業・バックアップ方法4つ目は、各種設定等スクリーンショットを撮影しておくことです。

設定を簡単にひきつぐことができない場所は、スクリーンショットを撮影しておけば後から見返すことができます。例えば、ピアノロールの色合いなどどっちを使っていたか忘れがちです笑。さらに、各種プラグインの設定を引き継ぐのが大変な時に、設定値だけ保存しておけば後から再現することも可能ですよ。

新しい Mac になると、macOS も刷新されて見た目が変わるため、なんとなく Logic Pro X をどうやって使っていた記憶に残っていないものなんですよ。ぜひ、スクショを残す方法を参考にしてみてください。

5.サードパーティ製プラグイン等の移行作業を済ませる

Logic Pro X の移行作業・バックアップ方法5つ目は、サードパーティ製プラグイン等の移行作業を済ませましょう。

Logic Pro X で使っているプラグインやソフトウェア音源って、ただアンインストールするだけじゃダメなんですよ。ライセンスの移行作業や各プラグインごとに、設定ファイルのバックアップ方法などが異なります。

DTM パソコン・Mac 移行時のライセンスディアクティベートやアンインストール方法などまとめた記事をご用意しましたので、気になった人はこちらの記事をご覧ください↓

【関連】DTMのPC移行!!ライセンス移動・アクティベート解除方法

Logic Pro X のアンインストール方法

Logicpro uninstall

バックアップが完了したら、古い Mac から Logic Pro X をアンインストールしておきましょう。

もしも家族に Mac を譲る場合には、気をつけて欲しいことがあります。アプリケーションを削除しただけでは、サウンドライブラリなどの大きな容量のファイルは削除されないからです。だから、利用しないファイルが容量の大半を占めてしまう!なんて事態になりかねません。

Logic Pro X には、アンインストーラが付属しないんです。だから、アプリや設定ファイル、プラグインなどの関連フォルダを手動で削除してあげる必要があります。もちろん、Mac を初期化する予定なら特に操作をする必要はありません。

そこで当メディアでは、実際に Logic Pro X を手動で隅々までキレイにする大作戦を結構してみました。検証中ではあるため、まだ残っているファイルもあるかもしれません。それでも、80GB 近く容量を節約できたため、家族に譲渡する際には参考になる話だと思います。気になった人は、あわせてこちらの記事をご覧ください↓

【関連】Logic Pro Xのアンインストール方法【検証】

まとめ

Logic Pro X の移行作業・バックアップ方法まとめ
  1. プロジェクトファイルを外付けハードディスクに移動する
  2. 外付けのサウンドライブラリを戻す
  3. Audio Music Apps をバックアップ
  4. 各種設定等スクリーンショットを撮影しておく
  5. サードパーティ製プラグイン等の移行作業を済ませる

Logic Pro X の移行作業・バックアップ方法について、まとめて解説させていただきました。

今回は筆者が実施しているバックアップ方法を、5つご紹介させていただきました。この他にも、ご利用の環境によってはプラグインの設定ファイルなどの移行作業もありますし、まだ抜けているところがあるかもしれません。追ってアップデートしていきますので、ご了承ください。

そのほか、Logic Pro X の使い方や最新情報の記事も書いています。合わせて、こちらの記事も読んでみてください↓

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サウンドオルビス

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サウンドテック・ラボ編集長兼ライター。「音楽×テクノロジー」で、あなたの「やってみたい」をお手伝いします。人生にドラマを!!

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