Max/MSPとは?いったい何ができるのか調査しました

プラグイン・ソフト音源・ツール

「Max/MSPって、なにができるんですか?」って疑問を、いっしょに解消していきましょう。

電子音楽エレクトロニカやアンビエントに興味があると、必ず目にするソフト・アプリケーションが「Max/MSP(Max8)」ですよね? 実は筆者も、興味津々なんですよ...

助手くん
助手くん
おるびす先生、どうしたんですか!?
助手ちゃん
助手ちゃん
ネット上に溢れる電子音楽の渦にのまれて、再挑戦したくなったみたいですよ...
エレクトロニカやりたいのよ〜!ずっと興味あったから、このタイミングだ!
サウンドオルビス
サウンドオルビス

著名な電子音楽のアーティストが、ライブで使用しているのを見かけてはいたものの...Max/MSP(Max8)が、なにができて?なにを作れるのか?どんなふうに音楽を作れるのか?知識不足でした。

というわけで今回は、Max/MSPとは、いったい何ができるソフトなのか、調査してみました!

Max/MSP(Max8)とは?

Max/MSP とは、ビジュアル・プログラミング・ソフトウェアのことです。

アーティストむけのプログラミング環境で、「視覚的・直感的」なプログラミングをソフトウェア上で実現します。ちなみに2021/03/13現在「Max/MSP」は、「Max8」という名称に統一されていますので、ご注意ください。

オブジェクト(箱)を、バーチャルパッチコード(線)でつなげることで、プログラム開発ができます。プログラミングソフトなので、いわゆる DAW や MIDI といったタイムラインで曲を作るようなソフトではなさそうですね。

名称「Max/MSP」は、現在「Max」に統合された

名称「Max/MSP」は、2021年3月13日現在「Max8」に統合されているようです。

Max8 は、「MSP・Jitter・Gen・BEAP・VIZZIE」といった開発環境のパッケージングの総称といって差し支えなさそうですね。

もともと別売りだったパッケージが、バージョン5から1つになることで「Max」に戻ったとのことです。

Max8 のパッケージ内容
  • Max: 指先でMIDIデータの制御
  • MSP: 究極の音響ツール
  • Jitter: 3D/2D映像エフェクト
  • Gen: 柔軟なオーディオ/映像処理
  • BEAP: シンセ&サウンド・モジュール
  • VIZZIE: ビジュアル・マニピュレーション・モジュール

※ 参考:Max 8 | MusicEcoSystems

Max8 の詳細

Max8 の新機能
  1. MC(1つのパッチコードで複数オーディオチャンネルを扱える機能)で音の複雑さに切り込む
  2. パフォーマンスが大幅に向上
  3. MappingsでMIDIおよびキーボードのコントロールがシンプルに
  4. OpenGLで完全にリビルドされたVizzie 2
  5. Node for Maxでパッチを世界に発信
  6. よりスマートになったパッチング・ワークフロー
  7. 検索でMaxの極意を知る
  8. VST3、イベント用Genをはじめとする、37以上の機能向上

Max8 は、2018 年にリリースされた最新バージョンです。

Max8 の日本代理店(MI7)の公式サイトにて、上記8つが新しい機能として追加されたと記載がありました。詳しい機能の内容などは、YouTube の動画などを確認してください。

MSP とは?

MSPとは、究極の音響ツールを意味しています。

「Max/MSP」となっているので、2つの単語の組み合わせってことは、知識不足の筆者でもわかりました!調べてみたところ↓

MSP とは、オリジナルのシンセサイザーを開発するための開発ツールのことでした。

バージョン5からは、「Max/MSP」は、「Max」に名称が統合されています。MSP が、Max のなかに入ったイメージですね。

Max/MSP の歴史

Max/MSP の歴史について、ご紹介します。

開発者「Miller Puckette(ミラー・パケット)」さんが論文を公開なさっていますよ。

【Max at Seventeen(英語)】英語の論文はこちら

【Maxの17年(日本語訳)】
日本語訳された論文はこちら

ちょっと長い論文なので、時間をみつけてよんでみたいですね。わたしも調査中なので、あとでじっくり目を通していきますよ。

Max8(Max/MSP)でできること一例

開発できるもの
  • インタラクティブ・サウンド
  • グラフィック
  • カスタム・エフェクト
  • ...など

Max/MSP(Max8)でできること一例を、まとめてみました。

Max8(Max/MSP)が、プログラミング環境ってことがわかっても...実際になにができるのか?わからないと、自分にとって使えるソフトなのか判断できませんよね。

そこで、動画や記事などで有志の皆様が公開してくださっている情報を、まとめさせていただきまいた。

練習中にシンセを作ることができる

Max を使うことで、バンドの練習中に「シンセサイザー」を作ることができちゃいます。

日本のエレクトロニカ・ユニット「macaroom」のアサヒさんのチャンネルで公開されている動画で、ボブさんが操作する Max の映像を確認できます。

タップでリズムをとる演奏者にあわせるシステムや、シュトックハウゼン(ドイツの作曲家)が 10ヶ月かかってやったことを数十分ですませるとか...初心者には、目を丸くして見ることしかできません笑

この動画をみて、わたしも「Max8」に挑戦してみたい!とくに、「バババっ!!」って切り刻む音が欲しいから、ぜったいやりたい!って気持ちになりました。

現在、できることまとめ中

現在、MAx8 でできることをまとめ中です。パッチなどが公開されているなど、まだまだ知らない情報ばかり!ワクワクしながら、まとめていますよ!

Max8(Max/MPS)は、どこで買えるの?

Max8(Max/MPS)販売店について
販売店名リンク
MI7(日本代理店)Cycling '74 Max日本語ポータルサイト
Cycling '74(本家)Shop | Cycling '74
Rock oN Line eStoreMAX MSP Jitter Cycling'74 Max 8

Max8(Max/MPS)を買える場所について、調べてみました。

購入できる場所は、ぜんぶで3箇所のようです。大手の通販サイトでは流通していないようですので、アカウントを新たに取得する必要がありそうですね。

日本で購入する場合には、MI7 と Rock oN Line さんが、ベストな選択肢ですね。とくに MI7(エムアイセブン)の正規品を購入した場合には、日本語版インストーラーを入手可能なので、ほぼ確定かもしれません。

英語が得意な人は、公式の「Cycling」で購入する方法もあります。さらに、月・年額のサブスクリプションが用意されているのを確認できましたよ。

Max8(Max/MSP)には 30 日間の無料体験版あり

Max のフリー体験期間でできること
  • 完全にアンロックされる
  • 使用できる
  • 編集できる
  • 保存できる
  • 制限なしに Max のすべてのパーツを使って作成できる

Max8(Max/MSP)には 30 日間の無料体験版があります。

一括で購入すべきか、月額サブスクリプションを契約するか悩んでいた人に朗報ですね!Windows・Mac どちらでも大丈夫です。

ちなみに体験版は、英語版のみとなっているので、あらかじめ理解した上でお試ししてみましょう。

Max 体験版の入手先は、MI7 さんの「Max8」の製品ページ一番下にある「Maxインストーラーをダウンロード〜30日間フリー体験も可能〜」の項目をチェックしてみてください。

体験版の入手方法を掲載しておきますので、興味がわいた人は、こちらを参考にしてみてください↓

Max8(Max/MSP)体験版の入手方法
  • Cycling '74 Max日本語ポータルサイト - powered by MI7にアクセスする
  • macOS 英語版またはWindows 英語版をクリック
  • Cycling '74 のページに移動する
  • 「Thanks for downloading Max!」の表示とともに、自動で体験版がダウンロードが解すする
  • 500MB ほどのファイルなので、終わるまで少し待つ
  • Max の体験版のダウンロード完了!

まとめ

記事まとめ
  • Max/MSP とは、ビジュアル・プログラミング・ソフトウェアのこと
  • Max/MSP は、2021年3月13日現在「Max8」という名称になっている
  • MSP とは、究極の音響ツールのこと
  • Max/MSP の歴史は、開発者の論文がおすすめ→Max at Seventeen日本語訳の論文
  • Max8(Max/MSP)でできること「インタラクティブ・サウンド・グラフィック・カスタム・エフェクト」など開発できる

Max/MSPとは、どんなものなのか?いったい何ができるのか?調査した内容を、まとめさせていただきました。

アーティスト向けのプログラミング開発ツールってことが、わかっただけでもかなり自分の知識が進化した感じがしますよ。

Max/MSP(Max8)について調べるときに、今井慎太郎さんの講演会がとてもわかりやすく、拝見させていただきました。Max を深く理解したい人は、ぜひチェックしてみてください↓

【参考】Cycling'74 Maxの歴史、Max 8の新機能 / 今井慎太郎 Ableton and Max Fes 2018 AMCJ - YouTube

それじゃあ、今回はこの辺で!? 当メディアの調査記事が、あなたのお役に立てていたらうれしいです。そのほか、DTM 音楽制作のツールに関する記事も書いています。あわせて。こちらの記事もどうぞ↓

【関連】DTM音楽制作の記事まとめ | サウンドテック・ラボ

サウンドオルビス

4,902,749 views

サウンドテック・ラボ編集部兼ライター。「音楽×テクノロジー」をキーワードに、毎日記事を更新中。DTM音楽制作のハウツーや最新情報で、あなたの「やってみたい!...

プロフィール

ピックアップ記事

カテゴリ内の記事