Moog Oneファームウェアアップデート1.4公開。チューニング補償
Moog が、Moog One のファームウェアアップデート 1.4 の配布を開始しました。 2020年6月17日現在、公式サイトで ZIP 形式のファームウェアをダウンロードすることが可能です。
Moog One ファームウェアアップデート 1.4 では、チューニングアルゴリズムに Oscillator Compensation Calibration が追加され、機器の葉に全体でリアルタイムのチューニング補正が提供されます。機器がすでに適切に調整されている場合でも、Oscillator Compensation Calibration を実行すると、パフォーマンスを向上させることができるようです。
アップデートの詳細は、Firmware v1.4.0 Release Notes に掲載されていますので、ご確認ください。
Moog One のファームウェアアップデートののやり方は、Moog さんの YouTube チャンネルで公開されていますよ。下記の動画を、チェックしてみてください↓
Moog One は、Moog 社の想像力、創造性し、音響の可能性の新たな領域へのロックを解除するように設計された、3音色のポリフォニック・アナログシンセサイザーです。最大同時発音数が8ボイスの「Moog One 8-Voice」と「Moog One 16-Voice」があります。
今回 Moog One ファームウェアアップデート 1.4 にともなって、バグの修正や新しいプリセットの追加もあったようです。
改善点は、1. LCDスリープモードの動作を更新・2.ファームウェアアップデートに含まれるプリセットパック」。バグの修正は、「1. MIDIマッピング設定が消える問題を修正・2.アクセスできないMIDIマッピングパラメータの修正」です。
国際的に高い評価を受けている作曲家、レコーディングアーティスト、モジュラーシンセサイザー演奏者の「Lisa Bella Donna(リサベラドンナ)」と、Moog の製品スペシャリスト Max Ravitz が設計した 20 以上の新しいパッチが、Moog One の登録済み所有者に提供されるとのことです。
リサベラドンナさんがファームウェアアップデート 1.4 のリリース用に設計された 12 個の新しいプリセットを使用して作成したトラックコレクションを bandcamp にて、公開しました。
公開されたトラックコレクションは購入でき、収益の100%は、モジュラーシンセサイザーとサウンドデザインツールへのカラーアクセスを子供と若者に提供することを約束するオーディオアート組織であるAFRORACKに寄付されるとのことです。



【ファームウェアアップデート 1.4 ダウンロードは、こちら】
Moog One Firmware Update v1.4.0 | Moog
参照元:Moog One | Moog
※掲載内容は記事作成時のものであり、現在は変更になっている場合があります。