音を大きくする本のレビュー!音圧爆上がりのノウハウ詰まってました

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DTM

質問:音を大きくする本って、読んだら私の曲の音圧あがりますか?

答え:爆上がりです!

YouTube や音楽配信サービスから聞こえてくる音楽と、自分のミックス・マスタリングした曲を比べると、明らかに音が小さくて悩む時期ってありますよね。

私もボーカロイド楽曲を作っていた頃に、ランキング上位の曲を分析しながら、コンプレッサーの使い方や、適当に設定をいじりすぎて音割れした経験がありました。

「音を大きくする本」を読めば、初心者がやりがちなコンプレッサーの間違った使い方から脱却し、わたしの曲ですがTraffic jam ぐらいの音の大きさは、再現できるようになります。

というわけで今回は、「音を大きくする本」のレビューをしていきます。

音を大きくする本を、レビュー!

レビューの視点
  • どんなことが、わかる内容なのか?
  • どんな人が、読むべき本なのか?
  • 本を読んだら、できるようになることは?

って視点で、レビューしていきます。

とにかくプロ並みに音を大きくできる

音を大きくするためのノウハウを、吸収できます。

本書は最初の1ページ目から、音を大きくするための話でうめつくされています。

コンプレッサーで音を大きくするための使い方からはじまり、パラデータでの処理について、一貫して音を大きくする話しかしていません。

いままさに、自分の作った曲が YouTube で公開されているプロや、有名作曲家と比べて小さいと感じている人なら、前のめりで聞きたい話であふれています。

この本は、とにかく音を大きくしたい人におすすめです。

コンプレッサーの使い方がわかる

音を大きくするためコンプレッサーの使い方を、吸収できます。

本書は音圧の上げ方を、コンプレッサーの基本的なパラメーター設定値と、波形データを合わせて紹介しています。たとえば、こんな感じ↓

Otowoookikusuru naiyou

画像引用:音を大きくする本

ワンポイントアドバイス

Minimum は、最小値(0msec)。Maximum は、最大値の意味。本を読み進めればわかるのですが、1ページ目から初心者キラーな表記があるので、補完。

コンプレッサーの代表的なパラメーター
  • Threshold(スレッショルド)
  • Attack(アタック)
  • Ratio(レシオ)
  • Release(リリース)
  • Output Gain(アウトプットゲイン)

代表的なパラメータを覚えてしまえば、どんなコンプレッサーでも応用することができます。それぞれの役割の解説が、とてもわかりやすいです。

実はコンプレッサーは、音を大きくするプラグインじゃはありません。大きい音を潰すから、全体の音量が上がる。仕組みを学べる本です。

なので特に、コンプレッサーの各パラメーターの使い方を、基礎から学びたい人にオススメです。


音圧をあげる各楽器の処理がわかる

音を大きくするための各楽器の処理の仕方が、わからります。

2MIX の音圧をあげるのには、限界があります。音圧をあげたいときは、各楽器の処理がとても重要です。

バスドラの音圧上げの処理
  • 50kHz以下を、EQでカット
  • アタックは最小にして、ノイズが出なければ決定
  • レシオは最大にして、ノイズが出なければ決定
  • リリースは最小。パーカッシブなソースの推奨値
  • バスドラのアタックが抑えられない時は、リミッターを使ってもいい
ベースの音圧上げ処理
  • 70kHz以下を、EQでカット。すみ分けのため。
  • バスドラとベース両方を低音の効いた音にはできない。音量、周波数、リズムで、すみ分ける。
  • ベースのアタック音が不揃いなら、素直にリミッターを使う。
  • 音が揃ってから、軽めにコンプレッサーをかける。
  • ゲインを 0db にあわせるため、最後にリミッターをかける。

こんな感じで、楽曲の根幹ともいえるバスドラとベースの音圧をあげるための処理を、1から学ぶことができます。

ほかにも、スネアドラム、ハッと系、ストリングス、ギター、ピアノ、パッドと、例題曲で使われているパラデータの処理の考え方ややり方が掲載されています。

音圧を上げるために、各楽器で必要な処理を知りたい人には、ほんとおすすめです。

パラデータのWAV音源ダウンロードはこちら

https://www.stylenote.co.jp/0006

関連視聴データ集
  • 2MIX_Onatsu.wav(1ページ目)
  • Choteion.wav(34ページ目)
  • 2MIX_EQ.wav(42ページ目)
  • bararoku.zip(48ページ以降〜)

「音を大きくする本」のなかで使われている楽曲は、上記のスタイルノートのページからダウンロードできます。

本の中に記載されているダウンロード URL が古いので、現在はアドレスが変更されていました。

あわせて、どこのページで使われているのか記入しておきましたので、参考にしてください。

購入はこちら

音を大きくする本のレビューまとめ

音を大きくする本のレビューを、あらためてまとめます。

リスト名
  • とにかくプロ並みに音を大きくできる
  • コンプレッサーの使い方がわかる
  • 音圧をあげる各楽器の処理がわかる

「音を大きくする本」を読めば、確実にあなたのオリジナル曲の音は大きくなります。そのノウハウが、みっちり詰まった本です。
ですが、音圧をあげればあげるほど、潰されて失われる音が確実に存在しています。

せっかくの 2mix の音楽性を壊してまでおまつをあげる必要はないだろう。

音を大きくする本 p.28 より引用

このように永野先生も本著の中で、まだ圧縮して音を大きくできるが、その手前で止めようと判断する場面で言及しています。

音圧をあげるには、冷静な耳が必要なのかもしれません。

というわけで、まだまだ DTM 初心者なサウンドオルビスは、心機一転あらためて音楽制作について研究し直すことにしました。

ほかにも DTM の本をレビューしていますので、あわせてご覧ください↓

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サウンドオルビス

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