OneOdio「Pro10」を徹底レビュー!タイトな低音が魅力の密閉型

「OneOdio の密閉型モニターヘッドホン「Pro10」の使い心地は、どんな感じですか?」って疑問を、レビュー記事で解消していきましょう。
はじめての DTM で使う密閉型のヘッドホンを買うときって、音楽制作だけじゃなくて、リスニング用にも幅広く使えるようなタイプを探しちゃいますよね?私がそうでした。笑
そんな中でも、OneOdio「Pro 10」は、モニタリングヘッドホンとしての解像度や、遮音性などの機能を備えながらも、音楽鑑賞でも楽しめる味付けのコスパに優れたヘッドホンとして仕上がっていたので、ご紹介したいと思いますよ。
DTM 初心者の頃って、どの機材を買ったらいいのかすごく迷うし、結局使わなくなってしまうんじゃないか?って不安にも、さいなまれるもんです。すくなくとも、ヘッドホンぐらいは DTM 以外でも楽しく使えるモニタリングヘッドホンを選ぶべきかもしれません。
わりと有名どころのモニタリングヘッドホンって、ほんとうにフラットな味付けだから、音楽鑑賞などで「もうすこし、迫力がほしい...」なんてことがあるんです。
というわけで今回は、密閉型ヘッドホン OneOdio「Pro 10」が気になっている DTM 初心者のあなたのために、徹底的にレビューしていきます。
目次
【徹底レビュー】OneOdio「Pro 10」は、タイトな低音が魅力の密閉型モニターヘッドホンって話
OneOdio「Pro 10」について、レビューしていきます。 OneOdio「Pro 10」のスペックは、ざっくりこんな感じ↓
- タイプ:ダイナミック密閉型ヘッドホン
- ドライバー口径:φ50mm
- 再生周波数帯域:20Hz〜20KHz
- 最大入力:1600mW
- インピーダンス:32Ω
- 感度:110dB + - 3dB
- 質量(コード除く):236g
オーディオインターフェイスに接続しても、スマホに接続しても、十分な音量で鳴らすことができます。すごく扱いやすい密閉型のヘッドホンって感じですね。
ざっと使ってみると、低音の量感は十分あるのにタイトな感じが、モニタリングにも音楽鑑賞にも使えるかも?ってのが、第一印象でした。そこから、数日聞き込んでみた感想・レビューです。
きっと OneOdio「Pro10」が気になっている人には、参考になる話になっていると思いますよ。それでは、細かく5つのポイントに分けて語っていきますので、ぜひチェックしてみてください!
OneOdio「Pro 10」のレビュー記事は、メーカー様より「Pro50」をご提供いただきまして、執筆させていただきました。ありがとうございます!実際に使ってみた感想ですので、参考にしてみてください。
1.外観・デザインをレビュー
- 落ち着いた大人のヘッドホン
- 全体的なカラーリングについては、黒(ブラック)が基調
- 頭頂部のヘッドバンドの赤いスティッチがオシャレ
- 革製イヤーパッドの手触りは、グリップ感があり、肌に吸い付く感じ
- コンパクトに折りたためる。変形する機構にガジェット好きな心を揺さぶられた
- イヤーパッドの中に「L・R」の印字があって、わかりやすい
OneOdio「Pro10」の外観・デザインを、レビューしていきます。
OneOdio「Pro10」のデザインを言葉であらわすなら、落ち着いた大人のヘッドホンって感じですね。
全体的なカラーリングについては、黒(ブラック)を基調としています。革製イヤーパッドの手触りは、グリップ感があります。サラサラした感じではないので、肌にピタッと吸い付く感じです。
カラーリングは、ただ黒いだけではありません。頭頂部のヘッドバンドを、みてみてください。OneOdio のロゴのまわりに、赤いスティッチがオシャレなんですよ。
OneOdio の「Pro 50」にも同じ赤いスティッチがあったのですが、Pro シリーズの特徴的な色なのでしょうか?むかしのっていたスポーツカーのドライビングシートを思い出して、懐かしい気持ちになりました。
OneOdio「Pro10」は、片耳モニタリングのための変形機構がそなわっています。こんな感じで、90 度イヤーパッドを動かせるんですよ。メカニカルなパーツに、ガジェット好きの心をくすぐられました。
コンパクトに折りたたむと、こんな感じです。付属品に専用のキャリーポーチが付いてくるので、持ち運びもかんたんなんです。重量も軽いので、荷物になりません。
ちなみにイヤーパッドの中には、「L・R」という文字が印字されています。「L=左耳」「R=右耳」という意味ですね。
モニタリングヘッドホンって、結構とったりつけたりすることがど多いんです。だから、「あれ?どっちだっけ?」って悩むことがないので、ストレスフリーで作業をすることができます。こういう配慮って、やっぱり大事!
OneOdio「Pro10」の外観・デザインについてまとめると、落ち着いた大人の雰囲気のヘッドホンがほしいなら、このデザインはおすすめ!ってことですね。
ぐるっと1周 OneOdio「Pro10」を堪能できる画像を用意しましたので、外観・デザインをよくみたい方はこちらを参考にしてみてください↓
- OneOdio「Pro10」を、ぐるっとチェック!!
うごく画像:OneOdio「Pro10」の装着外観(size:700 KB)
2.付属品・着脱式コードをレビュー
- OneOdio「Pro10」本体
- キャリーポーチ
- 3.5mmステレオミニプラグ 1.2m
- 6.3mm/3.5mmカールコード 2〜3m
- 説明書・マニュアル(日本語あり)
- カスタマーサポートのカード
OneOdio「Pro 10」の付属品について、レビューしていきます。
OneOdio さんの付属品は、コスパにあわず至れり尽くせり感があるので、ほんと助かります涙。順番に、見ていきましょう。
まずは、マニュアル(説明書)とカスタマーサポートのカードですね。OneOdio「Pro10」って、ヘッドホンに2つの穴が空いていたり、コードがシェアできたりするので、マニュアルを読んでおいたほうがいいんです。
カスタマーサポートのカードは、お問い合わせ先などが書いてあります。ちゃんとしたメーカーなのかな?って安心できるので、こういうカードが入っていた方がいいですよね。
そうそう。マニュアル(説明書)は、日本語にも対応しています。図解でも説明されているので、日本語じゃなくてもなんとなくわかるのもうれしいところですね。
OneOdio のおなじみのキャリーポーチは、折りたたんだ OneOdio「Pro10」をいれても余裕のある大きさです。付属する2つのコードをいれても、まったく問題ありません。
- 付属する2つのコード
- 赤いコード:6.3mm/3.5mm カールコード
- 黒いコード:3.5mm マイク付きオーディオケーブル
付属しているコードは、色で分かれているのでわかりやすいです。赤いコードは主に、音楽機材と接続できます。黒いコードは、スマホなどのヘッドセットとして使うときに接続します。
長さも十分ですし、特に赤いコードのカールが、エレキギターのレコーディングなどで絡まらないので助かります。ストレートタイプだと、どうしても足元で知らないうちに絡まってるんですよ笑。

黒いコードと、スマートフォンを接続するとこんな感じです。ライトニング端子の iPhone を接続する場合は、「Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」が必要なのでご注意ください。
ヘッドホン側に、マイクがくるようにするみたいです。ちなみにマイクの音質は、実際に通話で使ってみたところ...「普通に聞こえるよ!」って感想をもらえたので、問題なく使えそうです。ちょっとだけ、ボタンの構造上「カチャカチャ」って音がなりやすいので、お気をつけください。
赤いコードと、音楽機材を接続するとこんな感じです。オーディオインターフェイスのヘッドホン端子に、接続してみました。これ、反対でも接続できるらしいですよ!
音楽機材側が「3.5mm」しかないときに、赤いコードを逆に接続することで、モニタリング可能なんです。ちなみに、コード逆にして iPhone と接続しても、ちゃんと再生できました。これは、便利!!
OneOdio「Pro10」の付属品・着脱式コードについてまとめると、OneOdio の付属は至れり尽くせり!ってことですね。企業努力に、びっくり!
3.装着感(側圧・素材)をレビュー
- イヤーパッドは、通気性・遮音性にすぐれたハリのある革製
- メガネを着用していても、そこまで干渉しないところがいい
- ヘッドバンドは、ラバー感のある手触り。やわらかい押しごこち
- スライダーで長さを調節すれば、ヘッドバンドのあたる痛みは軽減できる
- ハウジングの部分は、プラスチックの素材。デザイン性があって、安っぽくない
- 側圧的には、強すぎず、弱すぎずのちょうどいい感じ
- 片耳モニタリングは、やっぱり便利
OneOdio「Pro10」装着感(側圧・素材)を、レビューしていきます。
装着感と切ってもきれないのが、ヘッドホンの素材ですよね。ヘッドバンドや、イヤーパッドなどそれぞれについて詳しく評価していいきますね。
まずは、イヤーパッドです。素材は、通気性・遮音性にすぐれた革製ですね。「Pro 50」ほどふわふわではありませんが、ハリのあるイヤーパッドです。硬すぎるということはないので、軽く指で押すと凹んでくれます。
メガネを着用していても、そこまで干渉しないところがいいですね。ここが硬いイヤーパッドのタイプだと、細いフレームの眼鏡が歪んだりするので、管理人にとってはうれしいところです。
つづけて、ヘッドバンドです。頭頂部にあたるところは、革製というか、ラバー感のある手触りになっています。
やわらかい触り心地なので、押されて痛いってことはありません。中には、硬いパーツが入っているタイプでした。
ヘッドホンのスライダーをちゃんと調節すれば、こんな感じでヘッドバンドがぴったりとフィットしてくれます。調節がうまくいっていないと、頭頂部が痛いと感じる場合もありますので、チェックしてみてくださいね。
さすがに髪型については、長時間つけているかわりますね笑。それだけ、ちゃんとヘッドバンドとイヤーパッドで固定してくれているということです。激しめに頭を動かしてもズレないのは、モニタリングヘッドホンとして重要なポイントですよ!
ハウジングの部分は、プラスチックの素材になっています。ですが、決して安っぽくないんですよ。レコードのようなデザインが、音楽のメーカーっぽくていい感じです。
実際に装着してみました。自分で写真を撮るのが難しいので、今回もマネキンさんにご出演していただきましたよ笑!
側圧的には、強すぎず弱すぎずってところですね。
ちょっとだけ、アゴにあたっている感じはあります。OneOdio「Pro10」のイヤーパッドの直径は、「9.5cm」でした。わたしがいつも着けていて、アゴが痛いと感じるヘッドホンは「10.5cm」だったんですよ。
わたしの頭が、ちょっと大きいのかもしれませんね笑。ちなみに、わたしの頭部寸法は「60cm」です。参考にしてみてください。
OneOdio「Pro10」は、片耳モニタリングにもしっかり対応しています。このタイプのヘッドホンって、使ってこなかったので...片耳で音をチェックできるって、思っていた以上に便利ですね笑。
デスクの上に置いた状態からでも、両耳から外す時でも、片耳モニタリングへの移行は簡単です。変形機構が備わっているため、片手だけで片耳モニタリングのモードに切り替えることができちゃいます。
片耳モニタリング状態って、こんな感じです。音楽制作だけじゃなくて、ちょっと音が聞こえづらい動画編集の場面でも、スピーカーの出力を切り替えて片耳モードでサクッと、音の問題点を洗い出すことができちゃいますよ。
ってか、OneOdio「Pro10」のハウジングのフチにある鏡面のパーツがかっこよくないですか?毎回、この鏡面に指紋がつくと、やわらかい布で拭きたくなってしまいます汗。
OneOdio「Pro10」の装着感・素材感をまとめると、革製のイヤーパッドは側圧が強すぎず弱すぎずでちょうどいいって感じですね。通気性のある素材なので、メンテナンスもやりやすそうですよ。片耳モニタリングも便利なところも、なかなかの装着感です!
4.音漏れ具合・遮音性能をレビュー
- ヘッドホンを首にかけた状態だと、ノイズレベルは「約 55dB」が平均
- ヘッドホンを装着した状態だと、ノイズレベルは「約 42dB」が平均
- 遮音性は、約 13dB 軽減という結果に
- 密閉型ヘッドホンなので、音の遮音はバッチリ。
OneOdio「Pro 10」の音漏れ具合・遮音性能について、レビューしていきます。
今回の計測したときの条件と環境は、こんな感じでした↓
- 遮音チェックの条件・環境
- Apple Watch でノイズレベルを計測
- 収録時スタジオのノイズレベルは、32dB。
- 首かけ状態と着用時で、計測。
- ヘッドホンの音量は、静かな部屋で気持ちよく音楽が聞けるレベルに調節

まずヘッドホンを首にかけた状態だと、ノイズレベルは「約 55dB」が平均でした。
さてここから、どのぐらい音漏れが軽減されるのか?密閉型ヘッドホン OneOdio「Pro 10」の実力は...
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約 13dB 軽減!
ヘッドホンを装着した状態だと、ノイズレベルは「約 42dB」が平均という結果になりました。
13dB の軽減ということで下が、もっと数値的に軽減できてもいい気がするんですよね...。実際に耳で聞いているかぎりは、ちゃんと遮音して音が小さくなっているんですよね。だから、もっと軽減できていると思っていました。
あくまでも、参考値として測っただけですので、実際にレコーディングをしていて、マイクに OneOdio「Pro 10」の音がガンガン入ってしまう!ってことはないと思いますよ。
さて今回の検証について、動画も撮影しておきました。音の大きさの変化など実際の音をとおして、確認してみてください。動画は編集していますが、音については「ボリューム +5dB」しているだけなので、特に加工などくわえていません。
ちなみに収録マイクは、Zoomの「iQ7」を活用しました。気になる動画は、こちらをどうぞ↓
(Size: 1MB)
OneOdio「Pro 10」の音漏れ具合・遮音性能をまとめると、数値は 13dB 軽減でした。個人的には、ちゃんと密閉できていると思うので、現状管理人の環境ではモニタリングヘッドホンとして役割を果たしてくれていますよ。
5.音質をレビュー
- OneOdio「Pro 10」の低域について
- しっかりとした量感のある低音
- 「Pro 50」のような地鳴りを感じるほどの低音の量ではない
- 低音のモニタリング、ベースの耳コピやりやすい
- 引き締まった低音。ボワボワしていない
- 迫力のあるダンスナンバーに、タイトな低音でドライブ感をさらに加えてくれる気がする
- MDR-900ST と比べると、1kHz あたり?に特徴的な音を感じる
- ノッチ感のある音なので、ボーカルの声が前に出てくる印象がある
- タイトな低音が、中域を邪魔しないから分離感よく聞こえる
- 中域は、音楽的に楽しめる音な印象
- 高域はクセが少なく、落ち着いている
- スネアやブラシの音も、タイトで聞き取りやすい
- 変なピークもないので、耳に痛いと感じることはなかった
- 中域のバランスの影響か、MDR-900ST と比べると高域のスネアが薄く感じる曲があった
- 味付けが少なく、素直な高音感
- OneOdio「Pro 10」の空間・定位について
- MDR-900ST と比べて、左右の分離感がある
- パン振りのチェックなどはやりやすいかも
- 女性ボーカルの左右で声が反響する音など、しっかり表現できていて気持ちよく聞ける
- 密閉型ヘッドホンだが、ちゃんと空間を感じる
- 低音の量感がちょうどいいので、相対的に高域が聞こえる。だからステレオ感を「Pro 50」と比べて広く感じる
定番の密閉型ヘッドホン SONY「MDR-900ST」と、交互に差し替えながら音質チェックしました。
OneOdio「Pro 10」の音質について、レビューさせていただきました。
音質については、ほんと聴く人によって印象が違いますからね。あくまでも、一介の DTMer が使ってみた話なので、「そういうふうに、感じる人もいるのか〜!?」ぐらいにみていただけたら幸いです。
すでに各音質のポイントについては、リスト化して掲載させていただきました。ここから先は、リストの内容に補足する形で音質についてコメントしていきますね。
ちなみに今回の音質チェックの音源は、OneOdio「Pro50」をレビューしたときと同じ曲を使用しています↓
- 音質チェックの使用音源
- テイラー・スウィフト「Me! (feat.Brendon Urie of Panlc! At The Disco)[feat.ブレンドン・ウリー]」
- テイラー・スウィフト「You Need To Calm Down」
- ノラ・ジョーンズ「ドント・ノー・ホワイ」
- クイーン「The Fairly Feller’s Master Stroke」
- ドナルド・フェイゲン「The Nightfly」
- そのほか、いろいろなジャンルの曲を流し聞きさせていただきました。
「MDR-900ST」と、聴き比べてみました。音の質感としては、OneOdio「Pro10」の音の方が、音楽的にすごく楽しい音になっています。「MDR-900ST」をフラットと捉えるならば、OneOdio「Pro10」は各帯域をモニタリングしやすいように音にキャラクターがついている感じですね。
高性能 50mm 径ドライバーを採用しているおかげか、耳とヘッドホンユニットとの距離が保てているからか、空間をちゃんと感じることができます。密閉型なので、狭いと感じるのは仕方ない部分だと思いますよ。
低音がタイトでしまっている印象があるので、中・高域の邪魔をしすぎないところは、個人的にいいと感じました。「各楽器の解像度を落とさず、存在感のある演奏を聞かせる」という触れ込みは、「たしかにそういう音だね!」って納得してしまいました。
レコーディングや、音楽鑑賞などの用途で、実力を発揮してくれるヘッドホンの音質ですね。ミキシングやマスタリングで使うには、フラット傾向なキャラクターの音なので、ちょっとコツが必要がかもしれません。
OneOdio「Pro10」の音質についてまとめると、フラット傾向だが、各帯域にモニタリングしやすいキャラクターを感じる音でした。

OneOdio って、どんなメーカーなの?
出典:OneOdio Official 2020年9月24日時点
OneAudio は、10年以上のオーディオ制作の経験を持つメーカーです。
ヨーロッパ、北米、アジアなどの30か国以上で、OneAudio のサウンドを体験している人がいるようです。公式サイトをみるとわかるんですが、若い DJ のために高品質かつ手頃な価格で提供しようという企業努力を、垣間見ることができます。
各種、公式サイトや Twitter などのメディアも展開されています。気になった方は、こちらのリンクから、ぜひチェックしてみてください!
OneOdio 各種リンク | |
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公式サイト | |
OneOdio オフィシャル | |
OneOdio_JP【公式】 (@OneodioJ) | |
Amazonでの直営店舗 | |
WIWU正規代理店 | OneAudio Direct |
OneOdio「Pro 50」VS「Pro 10」どっちが、おすすめ?
OneOdio「Pro 50」VS「Pro 10」どっちが、おすすめなのか検証してみましたよ!
OneOdio 様からヘッドホンをご提供いただき、「Pro50」「Pro10」の両方を、試す機会をいただくことができました。スペックやデザインが似ている「Pro50」と「Pro10」で、どっちを選ぶべきか悩む人って、結構おおいのではないでしょうか?
音質の違いや、側圧の着け心地など、どっちを選ぶべきか考えているあなたの悩みを、徹底的に解決していきます。気になる方は、こちらの記事からどうぞ↓
【関連】OneOdio「Pro10 VS Pro50」どっちを選ぶ?個人的おすすめは...

OneOdio「Pro10」がおすすめなのは、こんな人!
OneOdio「Pro 10」が、おすすめな人はどんな人でしょうか?
実際に、OneOdio「Pro 10」を使ってみた感じたことをイメージして、どんな人におすすめなのか考えてみました。付属品や音質などを加味すると、こんな感じだと思います↓
- DTM 初心者で、これからモニタリングヘッドホンを探している人
- スマホでも、音楽機材でも、コードの追加なく使いたい人
- 低音が少なく、なるべくフラットなヘッドホンを探している人
- レコーディング用の密閉型ヘッドホンを探している人
- 映画鑑賞などで、外の音が聞こえづらいコスパのいいヘッドホンを探している人
やっぱり、スマホでも音楽機材でも扱えるように、コードが2種類入っているのは助かります。初心者は追加で用意しなくていいので、すごくわかりやすいですよね。
音質的にも、フラットな傾向に味付けがふってある感じなので、はじめてのモニタリングヘッドホンとしても問題ないと思います。解像度の点でいえば、この価格帯ならいうことはありません。
フラット傾向だからといって、決して低音がスカスカだ!とか、高域が足りないってこともありません。音楽を聴くことや、映画をみる用途にも十分に使用できる音質と使い心地だと思います。
とくに DTM などはじめたての頃は、「モニタリングヘッドホンとして使えなくなっても、リスニング用途でも楽しめるヘッドホンがいいなぁ...」ってことを、考えると思うですよね。私も実際そうでしたから笑。
解像度や音質を求めれば、たしかにもっと上のヘッドホンを...って考えてしまいますが、とにかく DTM はじめたい!宅録で使う密閉型ヘッドホンが欲しい!って方向の使い方なら OneOdio「Pro10」がおすすめかもしれませんね!
OneOdio「Pro10」を徹底レビューまとめ
OneOdio の「Pro10」を、徹底的にレビューさせていただきました。まとめると、こんな感じです↓
- OneOdio「Pro10」レビューまとめ
- 1.外観・デザイン:落ち着いた大人の雰囲気のヘッドホン
- 2.付属品・着脱式コード:OneOdio の付属は、至れり尽くせり!
- 3.装着感(側圧・素材):革製のイヤーパッドは側圧が強すぎず弱すぎずで、ちょうどいい。通気性のある素材なので、メンテナンス的にもOK!!
- 4.遮音性能:数値は 13dB の軽減。個人的には、ちゃんと密閉できていると感じた
- 5.音質:フラット傾向だが、各帯域にモニタリングしやすいキャラクターを感じる音
コスパに優れた DJ・音楽制作といったモニタリング用のヘッドホンということで、真の実力を見極めるつもりで体験させていただきました。あらためて、メーカー様から OneOdio「Pro10」をご提供いただきまして、ありがとうございました!
OneOdio「Pro10」は、各帯域にキャラクターがある音に感じる部分はあります。MDR-900ST と比べたときにフラットな傾向だけれども、そこを理解したうえで使えば、気持ちよく音を鳴らしてくれるので、はじめての人でも扱いやすいヘッドホンだと思います。
今回の OneOdio「Pro10」レビュー記事について、聴く人によってヘッドホンの音質というのは、様々な意見があると思います。あくまでも、わたしの使ってみた感想として、参考にしていただけましたら幸いでございます。

それでは、今回はこの辺で!? OneOdio「Pro 10」の記事が、あなたのヘッドホン選びの参考になっていたら、うれしいです。
そのほか、DTM 音楽制作の機材や、ヘッドホンのレビューに関する記事は、こちらの記事をご覧ください↓
【関連】DTMの必要機材おすすめ7選|初心者はまずコレ読んで!!【2020】

参考元:Pro-10スタジオ&DJヘッドフォン| OneOdio
※画像:サウンドテック・ラボ
※掲載内容は記事作成時のものであり、現在は変更になっている場合があります。あくまでも、自己責任にてご購入いただきますようお願いいたします。