災害時に楽天モバイルでも大丈夫?緊急速報などまとめてみた

「楽天モバイルって、地震や大雨などの災害時でも、大丈夫なの?」って疑問を、解消します。
大手キャリアだと、避難情報のメールが届いたり、独自の災害対策アプリが提供されていたりなど、地震や自粛要請等の情報をいち早くつかむことができますよね?
もし楽天モバイルに乗り換えたときにも、同様の安全対策を受けることができるのか、実際のユーザーが調べた内容をご紹介いたします。
というわけで今回は、災害時に楽天モバイルでも大丈夫なのか、解説していきます。
目次
楽天モバイルは、災害時でも大丈夫なの?
楽天モバイルは、災害時でも十分に利用することができます。
結論から申し上げると、楽天モバイルでも緊急地震速報がちゃんと入ってくれるので、災害時でも大丈夫という印象でした。一部の情報配信がまだだったり、iPhone で利用する場合には、注意がいるなど、ちょっとした工夫が必要になります。
楽天モバイルは他の大手キャリアに追いつくべく、大きく前進している最中です。記事執筆時にまだだったとしても、時間が経つにつれて災害時の対策が万全になっていくことは間違いありません。
ちなみに筆者は 2021年2月13日の「最大震度6強の福島県沖地震(日本気象協会 tenki.jp)」時に、Rakuten Hand(楽天ハンド)と iPhone 12 Pro で楽天モバイルを契約していました。
その時の体験を踏まえると、基本的な部分が問題ないと感じています。それでは次の見出しから楽天モバイルの災害時の取り組みについて、わかりやすくご紹介いたします。
楽天モバイル災害時の取り組みについて
楽天モバイル災害時の取り組みについて、説明していきます。
地震や大雨、大規模火災などが起きた時に、楽天モバイルがどのような対策等を講じているのか、一緒に見ていきましょう。
ただあくまでも、楽天モバイルユーザーが調べた内容です。災害時の行動に関わる部分ですので、参考程度にしていただいて必ず楽天モバイルの掲載内容を確認することをお忘れなく!! それでは、いってみよ〜!
1.緊急速報メール
一つ目は、緊急速報メールサービスです。
楽天モバイルの緊急速報メールとは、時深夜津波、避難情報などを対象エリアのユーザーに一斉に通知してくれるオプションサービスのことですよ。
いわゆるスマホに流れてくる「緊急地震速報の通知」機能のことですよね。かなり大きな音で、緊急時であることをおしらせしてくれます。詳しくは、参考リンクをチェックしてみてください。
緊急速報メールでお知らせする内容について
- 緊急地震速報
- 津波警報
- 特別警報
- 災害・避難情報
2021年3月1日現在、緊急速報メールでお知らせする内容について、まとめてみました。
気象庁・国・地方公共団体の3つから提供される速報情報を、おしらせしてくれるってことですね。災害だけではなく、電力供給のひっ迫や J-Alert(ジェイアラート)にも対応しているので、安心です。
一部の情報は、準備が整い次第配信スタート!
- 楽天回線エリア:準備が整い次第、配信を開始 → 1.特別警報 2.国民保護に関する情報(J-Alert) 3.洪水情報(災害・避難情報)
- パートナー回線エリア(au):すべてのお知らせを受信可能
※ 2021年3月1日現在の情報
楽天モバイルの「緊急速報メール」について、一部の情報は、楽天回線エリアの準備が整い次第、配信を開始する予定になっています。
調べた限りでは、パートナー回線エリア(au)につながっている時には、すべての情報が通知されるみたいですね。
対応機種を確認しよう
- AQUOS sense3 lite
- Xperia Ace
- Galaxy A7
- OPPO Reno A 128GB
- arrows RX
- HUAWEI P30 lite
- HUAWEI nova lite 3
- AQUOS R2 compact SH-M09
- AQUOS sense2 SH-M08
- OPPO A5 2020
- Galaxy Note 10+
- Galaxy S10
- AQUOS sense3 plus
- Rakuten Mini
- HUAWEI nova 5T
※ 2021年3月1日時点での対応機種一覧
楽天モバイルの「緊急速報メールオプションサービス」には、対応機種があります。ご利用の機種が対応しているか、確認しておきましょう。
上記のリストが、楽天モバイルが公表している「緊急速報メール」の対応機種となっています。
数が少なく感じたので、「楽天回線対応製品」で、たとえば掲載されていない「AQUOS R5G」を調べてみると...「ETWS(緊急地震速報、津波警報など)受信可」となっているんですよね。これが受信できるという意味なのかについては、楽天モバイルに質問してきますのでしばらくお待ちください。
ここまでで、「緊急速報メール」についての説明は終了です。
2.支援措置について
- MVNOサービスにおけるデータチャージ購入金額分を後日返金対応
- MVNOサービスにおけるSIMカード再発行手数料を後日返金対応
- 受付手続きの緩和
- 料金支払い期限の延長
二つ目は、支援措置についてです。
楽天モバイルでも、大手キャリアと同様に大規模な災害が発生した場合には、被災者への支援策として、手続きの緩和や料金支払い期限の延長をしてくれます。
MVNPサービスは、楽天モバイル(ドコモ・au回線)時代の話ですので...これから楽天モバイルを契約する人は、「受付手続きの緩和・料金支払い期限の延長」のところが関係のある部分になりますね。
ただ 楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」 であれば、災害時に使用しない場合に月額料金がかからないので、支援措置を心配しなくてもいいのは利用者にとってもメリットかもしれません。
大手キャリアの支援措置は、どうなってる?
- 通信料金・一部手数料の減免もしくは無料化
- 携帯電話修理費用の軽減
- 被災者の携帯電話機購入時における特別割引の実施
- 付属品の無償提供
- データ復旧サービス
- 携帯電話の貸し出し
- 失効したポイントの変換
- 代替機賠償金の無料化
- ...など
大手キャリアと比較すると、支援措置の内容が少なく感じるかもしれません。このあたりは、キャリアショップの展開している店舗数や規模等によって、できることが変わってくるので仕方ないですよね。
楽天グループでも、「楽天ひかり」「楽天でんき」といったサービスが含まれているので、支援措置が横に展開していく今後を、期待したいですね。まだ成長段階ということで、これから見守っていきたいポイントです。
3.特番通話
三つ目は、特番通話です。
特番通話とは、消防・救急・警察等にかける緊急通報のことですね。災害時や緊急時に、対応してくれる組織や団体に連絡できないのでは困りますからね。
楽天モバイルから提供される電話番号で、ちゃんと通報できることを知っておけば、一つ不安が減りますよね。詳しくは、楽天モバイルのサポートページを確認してみてください。
4.安否情報 (Google パーソンファインダー)

四つ目は、安否情報 (Google パーソンファインダー)です。
楽天モバイルは、大規模な災害が発生した際に、ホームページのトップに災害時に有効な情報を掲載してくれます。そのうちの1つが、安否情報 (Google パーソンファインダー)となっています。
安否情報 (Google パーソンファインダー)とは、個人が、災害の影響を受けた親類や友人の状況を掲示したり検索することができるウェブアプリケーションのことです。グーグルさんが提供しているので、すごく安心ですね。
名前と携帯番号の利用のみで、安否の確認ができる外部サービス。楽天モバイルらしいフットワークの軽さが、印象的な対策ですね。
5.災害用伝言板 (Web 171)
五つ目は、災害用伝言板 (Web 171)です。
楽天モバイルは、大規模な災害が発生した際に、ホームページのトップに災害時に有効な情報を掲載してくれます。そのうちの1つが、災害用伝言板 (Web 171)となっています。
災害用伝言板 (Web 171)とは、インターネットを利用して被災地の方の安否確認を行う伝言板です。こちらは楽天モバイルのサービスではなく、NTT東日本が提供しています。災害発生時に被災地への通話が繋がりにくい状況、電話網のふくそうになった際に利用可能になりますよ。
災害用伝言板 (Web 171)に登録することで、メールや音声通知をしてくれる仕組みの対策に、楽天モバイルがアクセスを促してくれるので、災害時でも安心ですね!
iPhone 利用者は、対策が必要です
- 110/119通話などでの高精度な位置情報測位
- ETWS
楽天モバイルを iPhone で利用している人は、対策が必要です。
110/119通話などでの高精度な位置情報測位は、2007 年から導入されている「緊急通報位置通知」機能のことであると思われます。(参考:携帯電話からの緊急通報に位置情報通知機能を導入──4月1日から - ITmedia ビジネスオンライン)
ETWS とは、「Earthquake and Tsunami Warning System(地震津波警報システム)」の略語です。つまり、楽天モバイルの「緊急速報メール」に、iPhone が対応していないという意味ですね。
110/119通話などでの高精度な位置情報測位への対策は?
110/119通話などでの高精度な位置情報測位には、iPhone を使用している場合に緊急通報組織側で位置情報を読み取ることが、現状では難しいようです。
緊急時には、発信した側でマップアプリをひらき、住所を伝えるなどの対処が必要になるでしょう。焦ってしまうと間違いやすいので、不安な人は楽天モバイルの対応機種を利用することを検討した方がいいかもしれません。
ETWS 利用不可への対策は?
iPhone が、ETWS・楽天モバイルの緊急速報メールに対応していない場合の対策は、決して致命的ではありません。
2021年3月1日現在は、アプリを利用することで、緊急速報メール機能を補うことが可能になっています。
楽天モバイルの「緊急速報メール」のオプション詳細ページで紹介されているのは、「NHK ニュース・防災」アプリですね。アプリのヘルプページに、どんな内容を通知してくれるのか記載がありました↓
どんな情報をプッシュ通知するのですか?
最新のニュース速報を通知します。また、地震・津波の情報、特別警報や気象警報、土砂災害警戒情報、記録的短時間大雨情報、河川の氾濫に関する情報(氾濫警戒情報、氾濫危険情報、氾濫発生情報)、避難情報(避難情報・高齢者避難等開始、避難勧告、避難指示・緊急、警戒区域)、熱中症情報なども通知します。これらの情報は設定地域に応じて通知します。位置情報に応じたプッシュ通知もお届けしています。出典:タイトルより引用


さらに、Yahoo!防災速報アプリを利用することで、緊急地震速報などの通知をアプリで受け取ることができるようになります。通知される緊急速報は、こちら↓
- 緊急地震速報・地震情報
- 津波予報
- 避難情報
- 国民保護情報(J-Alert)
- 土砂災害情報
- 河川洪水情報
- ...など
※ 通知情報一覧 - 防災速報からのお知らせ を参照。


まとめ
災害時に楽天モバイルでも大丈夫なのか、緊急速報など楽天モバイルの災害時の取り組みについて、まとめてみました。
実際のところは、まだ楽天モバイルのサービス自体が成長中であるため、今後機能が充実してくる最中であることは間違いありません。
普段意識することのない機能だったり、楽天モバイルの取り組みについて、他社から携帯電話を乗り換えても問題ないことをお伝えしたくて、記事にしてみました。
今回の記事が、災害時の利用に重点をおいてスマートフォンを選びするあなたの疑問を、解決できていたらうれしいです。それじゃあ、今回はこの辺で!?
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参照元:緊急速報メール | オプションサービス | 楽天モバイル
※画像:操作画面より引用させていただきました
※ 掲載内容は記事作成時のものであり、内容や税価格表示など、変更になっている場合があります。当サイトでは、最新の情報に記事を順次アッップデートしておりますが、切り替わっていない場合もございますので、ご注意ください。災害に関わる部分ですので、あくまでも自己責任にてご購入・ご参考にしていただきますようお願いいたします。