夏のDTMは、ご近所迷惑?締めきる窓と熱中症。ギリギリの戦い

「暑い!!暑い...夏の DTM 作業デスクは、暑すぎるんじゃ〜〜!!」
エアコンを設置できないアパートに住んでいたり、田舎の涼しい地域ではエアコンが必要な日が少ないからつけていないというご家庭も多いはず。まぁ、このメディアを運営している管理人のスタジオのことなんですけどねw
わたしの住んでいる地域は、わりと涼しいのですが、年に数日はうだるような暑さにみまわれるんです。しかし、その数日のために、エアコンを買うという出費は大きすぎる。経費節減!!
というわけで今回は、夏のDTMは、ご近所迷惑なのか?締めきる窓と、熱中症とのギリギリの戦いを、夏の勢いにのせて書き連ねてみました。笑
- 第1回:夏のDTMは、ご近所迷惑?締めきる窓と熱中症。ギリギリの戦い
- 第2回:夏のDTMルームを冷やす。冷風機?除湿機?有効な暑さ対策探し!!
- 第3回:クーラーないDTM部屋。知恵ふり絞って暑さしのいでみた結果…
- 第4回:窓掛けエアコンを、DTM 作業部屋に導入。騒音・快適度チェック
- 第5回:結局、夏のDTM作業スタジオに、窓がけエアコン対策どうなの?
※ まとめ記事「真夏のDTM作業スタジオ。エアコンないから対策本気で考える会」
目次
辛すぎた...エアコンのない夏の DTM 環境
ほんとうに、夏の DTM は暑さが半端じゃないんです。
暑さの原因となるのは、以下のようなことですね↓
- 高負荷の作業で、ぶん回る排熱ファン
- 音楽作りながら、テンション上がるから
- テンションあがあって、踊り出して体温あがるから
- 騒音対策に窓をしめきるから
- ヘッドホンつけても、蒸れて外したくなる
- 集中しすぎて、水分補給忘れる
- ...などなど。
とにかく、DTM パソコンや機材の排熱と、音楽作りながらテンションあがって踊り狂い汗を撒きちらしてしまう醜態のせいで、真夏の DTM ルームの気温は爆上がりしてしまうんですよ。これはきっと、わたしだけじゃないと信じたい。そうじゃないと、自分をたもっていられない涙。
これまで数十年は、扇風機一つで、水分補給したり、水シャワーあびたり、途中で車をながして車内エアコンの力をかりたりして、なんとかごまかしながら作業してきました。そもそも、根本の原因が解決できていないので、スタジオにもどれば地獄のような暑さがまっているから、ほとんど意味なかったんですけどね。
夏の窓あけ DTM...絶対、ご近所迷惑だ!!
一瞬だけ、ほんの一瞬だけ。あまりに暑すぎるから「もう。窓をあけて DTM していいよね?」って、真夏のぼーっとする頭で観鈴ちんのごとくよぎった瞬間がありました。
でもね、どうかんがえても窓をあけて DTM の音を出すって、正気の沙汰じゃないですよねw?
- 窓を閉めていても、家族からドスドス音がうるさいって言われる
- DTMer の試行錯誤するシンセの音とか、近所で聞いたら怖すぎる
- 低音のキックの音が、怖いと家族に言われて納得した
- 静かな夜は、どんだけ小さい音でも聞こえてくる
- ...など
窓を閉めきったとしても、音をブーストしすぎると家族から「ちょっと、うるさいかもね〜?」っと、天からのご指摘がふってくることがあります。
家族が感じるっってことは、近所のひとはより大きな音で、不快に感じることもあるでしょう。そう思うと、やっぱり頭をよぎった窓あけ DTM は、絶対にご近所迷惑になってしまいますよね。
夏の DTM で、締めきる窓とヘッドホンの蒸れ
窓をあけて DTM するのは、絶対にダメだ!!ということで、夏場は基本的にヘッドホンで作業をしていました。
SONY CDR-900ST や、AKG K271-mkII などヘッドホンで、ギターのレコーディングしたり、サウンドチェックしたり...しかし、毎年きがつくんですよ。
いやこれ、密閉型ヘッドホン想像以上に蒸れるんだけど!!!!
そうなんです。わたしが持っているヘッドホン。耳と外界が繋がっていないから、イヤーパッドのなかの空気というか、耳に全神経を集中しているせいか頭部周りに集まって盛大に噴出した汗が、どうしようもないほど蒸れてしまうんです。
もうね、数分でイヤーパッドがビショビショですよ笑。ウレタンじゃなくてよかった、合皮のタイプでよかった。ふわふわしたタイプだったら、夏のあいだに何回イヤーパッド交換する必要があるんだよ!!って叫ぶところでした。
子供時代になった熱中症の話。迫る熱中症のこわさ
これだけサマー DTM に敏感になっているのは、子供のころに熱中症になったことがあるからなんですよ。
あれは小学生の頃。地域のスポーツチームで、野球の練習をしているときでした。たくさん動いて、たくさんがんばっていたところ、突然ののどの渇きと頭痛、手の震えにおそわれたんです。
まわりの大人たちはびっくりして、日陰に急いで避難させ、水分補給や首を冷やすなど対策を講じてくれました。そのおかげで、大事にはならなかったようですが...いまでも、両親から熱中症の話として思い出話のようにでてくることがあります。
そのときの記憶は、いまでものこっています。自分でも、ほんとびっくりしました。勝手に手が震えて、めまいもおこるんですよ。自分の体が、自分じゃなくなるような感覚。もしあの感覚がいま起こったらと思うと、はやく夏の DTM スタジオの暑さ対策をしなきゃ!!って思うんですよね。
ギリギリの戦いを制するのは、暑さか...それとも、私の頭脳か!?
さてさて、そろそろ話をまとめていきますよ。
ヘッドホンで、窓あけ DTM していたとして、扇風機をまわして空気を循環させたとて...暑さをやわらげることはできないし、熱中症のリスクはついてまわっていることにかわりはありません。
いつまでも、ただ夏の暑さの攻撃に耐えているだけでは、なにも解決しないのです。2020 年。このギリギリの戦いに、ついに終止符をうつときがやってまいりました。
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
そうです、それこそが「DTMスタジオの暑さ対策を考える会」なのです。
次回の連載では、いよいよ DTM の暑さ対策に、なにを準備すべきなのか?対策内容を考えていきたいと思います。エアコンのない DTMer にとって、有意義な内容となっております。
同士の諸君よ、ぜひこちらの記事を見てくれたまえw それでは。こちらの記事をごらんください↓
【関連】夏のDTMルームを冷やす。冷風機?除湿機?有効な暑さ対策探し!!(準備中)
夏のDTMは、ご近所迷惑?締めきる窓と熱中症。ギリギリの戦いあとがき
エアコンのない夏の DTM は、ご近所迷惑になってしまうのか?閉めきる窓と熱中症のあいだで、くるしんできたひとりの DTMer のお話でした。
これまで数十年、熱中症のリスクと戦いながらも、ほそぼそと近所の迷惑にならないようにがんばってきましたが...
いよいよ次回の連載で、夏でも窓をしめきって DTM をする方法を模索していきたいと思います。



そんじゃ、今回はこの辺で!? ほんと、エアコンのない当メディアのの作業スタジオ環境について。夏の暑さの辛かったことを書き連ねた記事になってしまいました。
読みやすくなるようにアップデートしていきます。ここまで読んでくださって、ありがとうございました!!
そのほか、「DTMスタジオの暑さ対策を考える会の連載」「DTMデスク」に関する話題は、こちらのページにまとめてあります。興味のある人は。こちらからごらんください↓
- 第1回:夏のDTMは、ご近所迷惑?締めきる窓と熱中症。ギリギリの戦い
- 第2回:夏のDTMルームを冷やす。冷風機?除湿機?有効な暑さ対策探し!!
- 第3回:クーラーないDTM部屋。知恵ふり絞って暑さしのいでみた結果…
- 第4回:窓掛けエアコンを、DTM 作業部屋に導入。騒音・快適度チェック
- 第5回:結局、夏のDTM作業スタジオに、窓がけエアコン対策どうなの?
※ まとめ記事「真夏のDTM作業スタジオ。エアコンないから対策本気で考える会」